インドヒマラヤのチベット世界―「女神の園」の民族誌

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750315041
  • NDC分類 389.254
  • Cコード C0039

出版社内容情報

チベット世界がヒンドゥー世界に接する地,インド・ヒマラヤの小村,ヒマーチャル・プラデーシュ州ラホールのカルダン村に,延べ約8ヶ月滞在して行ったフィールドワークの成果をまとめた民族誌。ラホールの魅力をあますところなく伝える一著。

1 ラホール,またはガルシャ・カンドーリンという地について:チベット世界がヒンドゥー世界に接する土地
2 カルダン村:初めての住み込み調査
3 経済:農業と牧畜を中心として
4 家と家族:キュムの原理とジンマの原理
5 結婚と婿取り:キュムの原理とジンマの原理の相克
6 「男性」対「女性」:レッツォーマを巡って
7 小さな神々たち:神や悪霊の織りなす世界
8 「隠された国」を求めて:テルトン・トゥルシュク・リンパの冒険
9 変わりゆくラホール:チベット世界からインド世界へ?

目次

第1章 ラホール、またはガルシャ・カンドーリンという地について―チベット世界がヒンドゥー世界に接する土地
第2章 カルダン村―初めての住み込み調査
第3章 経済―農業と牧畜を中心として
第4章 家と家族―キュムの原理とジンマの原理
第5章 結婚と婿取り―キュムの原理とジンマの原理の相克
第6章 「男性」対「女性」―レッツォーマを巡って
第7章 小さな神々たち―神や悪霊の織りなす世界
第8章 「隠された国」を求めて―テルトン・トゥルシュク・リンパの冒険
第9章 変わりゆくラホール―チベット世界からインド世界へ?

著者等紹介

棚瀬慈郎[タナセジロウ]
1959年愛知県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、滋賀県立大学人間文化学部講師。専攻は文化人類学、チベット学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。