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出版社内容情報
9.11米同時多発テロで、「最重要容疑者」と断定されたウサマ・ビンラディンの人物像と狙いとは?ビンラディンを、またイスラム過激派を生み出した「イスラム原理主義」の本質を、歴史的背景や世界観から浮き彫りにし「衝突」の原因と構造を明らかにする。
一 世界を震撼させたアメリカ中枢部同時爆破テロ事件
1ニューヨーク・ワシントン同時爆破テロ事件/2ウサマ・ビン・ラディンの人物像とその仲間/3アル・カイーダとはどのようなテロ組織なのか
二 イスラムとは何か
1イスラムはいつ,どこで誕生したか/2預言者ムハンマド/3政教一致のイスラム共同体/4イスラムの教義と教典/5聖戦/6シーア派とスンニ派/7現代原理主義を準備したもの
三 イスラム原理主義
1ムスリム同胞団/2現代原理主義が生まれた背景/3現代世界のイスラム原理主義運動(アフガニスタン・エジプト・パレスチナ・アルジェリア・サウジアラビア・パキスタン・イラン・フィリピン)
おわりに―報復でテロの悪循環を断ち,国際テロ組織を根絶できるのか
あとがき 付録:参考文献/イスラム年表/イスラム理解のためのキーワード
内容説明
ウサマ・ビン・ラディン、タリバン、自爆テロ、「イスラム原理主義」が主み出された背景と行動原理、そして米同時多発テロの根源的要因は?イスラムの歴史、教え、イスラム内面の苦悩など多様な視点からわかりやすく解き明かす。
目次
第1章 世界を震撼させたアメリカ中枢部同時爆破テロ事件(ニューヨーク・ワシントン同時爆破テロ事件;ウサマ・ビン・ラディンの人物像とその仲間;アル・カーイダとはどのようなテロ組織なのか ほか)
第2章 イスラムとは何か(イスラムはいつ、どこで誕生したか;預言者ムハンマド;政教一致のイスラム共同体 ほか)
第3章 イスラム原理主義(ムスリム同胞団;現代原理主義が生まれた背景;現代世界のイスラム原理主義運動)
おわりに―報復でテロの悪循環を断ち、国際テロ組織を根絶できるのか
著者等紹介
岡倉徹志[オカクラテツシ]
1937年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、毎日新聞社へ入社。カイロ支局長、外信部副部長、編集委員を経て、1991年より富山国際大学教授。専攻は中東、イスラム世界の現代政治、国際関係。日本国際政治学会、日本中東学会各会員
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