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ネパールを知るための60章

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750313283
  • NDC分類 302.258
  • Cコード C0336

出版社内容情報

グローバル化が進むなかで,1990年の市民革命以後,新憲法の制定等,民主化が進むネパールはどのように変わっていくのか,あるいは変わらないでいるのかを,マクロ・ミクロの視点から斬新に読み解く。

はじめに 変わるネパール,変わらぬネパール
1 変わりゆく生活空間(自然,都市,農村)
 登山・トレッキングの大衆化―ヒマラヤのゴミ問題/山の生活―シェルパの村・ジュンベシの変化ほか
2 民主化後の社会変化(政治,経済,開発)
 1990年民主化―街頭に立つ市民/民主化後のネパール経済―加速する経済成長 ほか
3 マイノリティの諸相(少数民族,低カースト,女性,子ども,障害者)
4 権利としての健康を求めて(健康,医療,福祉)
 ジェンダーから見たネパールの地域保健―保健・医療制度と開発協力の今後 ほか
5 明日への懸け橋(教育)
 ネパールの初等・中等教育 ほか
6 変わりゆく生活の基底(農業,林業,水産業)
 ネパールの社会林業/ネパールと災害/マガルの焼畑農耕/養蜂と村の生活/薬草の宝庫ネパール
7 変わりゆくメディアと精神世界(芸能,言語,宗教,メディア)
 ネパールの民族舞踊/ネパール小説の現在 ほか
コラム 「マハ」―パンチャーヤト/体制下で育った風刺コメディアン/ネパールの子どもたち/ネパール語の擬態語と擬声語

内容説明

本書はネパールの60の側面に光を当ててネパールを理解しようとするもので、各執筆者の経験をふまえた記述から、今日のネパールのあり方と問題点が浮かび上がってくるはずである。

目次

1 変わりゆく生活空間
2 民主化後の社会変化
3 マイノリティの諸相
4 権利としての健康を求めて
5 明日への懸け橋
6 変わりゆく生活の基底
7 変わりゆくメディアと精神世界

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちぃ

29
災害に対する取り組みとか、20年前から全然進歩してない…?きっと多くのことが変わってないんだろうな。一方で、技術的なことだったり、教育だったり、進んだこともあるんだろうな。とりあえず全体的な概略を掴む用。2017/10/21

牛タン

2
シリーズの例に漏れずけっこうニッチな分野まで広い範囲をカバー。開発課題としては主に都市環境、教育、医療、民主化、自然災害、文化財保護、産業振興などがあるよう。また背景の社会問題として社会に根付くカースト意識や都市部と農村部の格差がある模様2019/05/12

ハットリブンコ

1
ネパール事前学習① 全体の概要を掴むにはいい本であった。が20年前の最新情報である。現在はどう変わったのだろうか。2020/05/28

★★★★★

1
ネパールについて、60のトピックから概説する本。執筆者の多くがNGO関係者のようで、開発面からの切り口が多いです。「暮らしがわかるアジア読本」シリーズの『ネパール』とあわせて読むと、補完できてちょうど良いですよ。ただこの本も、2000年初版と少々古くなってしまった感は否めません。2009/11/21

y211

0
借り本(館)2016/08/21

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