出版社内容情報
グローバル化が進むなかで,1990年の市民革命以後,新憲法の制定等,民主化が進むネパールはどのように変わっていくのか,あるいは変わらないでいるのかを,マクロ・ミクロの視点から斬新に読み解く。
はじめに 変わるネパール,変わらぬネパール
1 変わりゆく生活空間(自然,都市,農村)
登山・トレッキングの大衆化―ヒマラヤのゴミ問題/山の生活―シェルパの村・ジュンベシの変化ほか
2 民主化後の社会変化(政治,経済,開発)
1990年民主化―街頭に立つ市民/民主化後のネパール経済―加速する経済成長 ほか
3 マイノリティの諸相(少数民族,低カースト,女性,子ども,障害者)
4 権利としての健康を求めて(健康,医療,福祉)
ジェンダーから見たネパールの地域保健―保健・医療制度と開発協力の今後 ほか
5 明日への懸け橋(教育)
ネパールの初等・中等教育 ほか
6 変わりゆく生活の基底(農業,林業,水産業)
ネパールの社会林業/ネパールと災害/マガルの焼畑農耕/養蜂と村の生活/薬草の宝庫ネパール
7 変わりゆくメディアと精神世界(芸能,言語,宗教,メディア)
ネパールの民族舞踊/ネパール小説の現在 ほか
コラム 「マハ」―パンチャーヤト/体制下で育った風刺コメディアン/ネパールの子どもたち/ネパール語の擬態語と擬声語
内容説明
本書はネパールの60の側面に光を当ててネパールを理解しようとするもので、各執筆者の経験をふまえた記述から、今日のネパールのあり方と問題点が浮かび上がってくるはずである。
目次
1 変わりゆく生活空間
2 民主化後の社会変化
3 マイノリティの諸相
4 権利としての健康を求めて
5 明日への懸け橋
6 変わりゆく生活の基底
7 変わりゆくメディアと精神世界
感想・レビュー
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ちぃ
牛タン
ハットリブンコ
★★★★★
y211