内容説明
ショプラーとメジボブが統括し推進する、現在、世界の最高水準にある自閉症児・障害児の生涯療育プログラム、TEACCH―本書はその年次総会での発表内容をもとに、自閉症の診断と評価に対する諸問題について分析・解説した、研究者、臨床家必読必備の書。
目次
1 序論および概観(自閉症の診断とアセスメントへの序文;自閉症と広汎性発達障害―概念と診断上の問題;公的政策とそれが自閉症児に及ぼす影響 ほか)
2 診断についての諸問題(小児期自閉症の分類と診断;自閉性障害の集合体;多軸診断によるアプローチ ほか)
3 一般的なアセスメントに関する諸問題(自閉症の行動アセスメント;就学前および学齢期自閉症児の知能アセスメントと発達アセスメント―二つの追跡調査に見られる臨床的意義;生活環境の質についてのアセスメント ほか)
4 特別な課題(自閉症の診断と下位分類―その概念と方法の開発;教室でのアセスメント;就学前幼児の診断とアセスメント;低機能児のアセスメント)