シルクロードに仏跡を訪ねて―大谷探検隊紀行

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  • サイズ B6判/ページ数 255,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642083027
  • NDC分類 292.28
  • Cコード C1015

出版社内容情報

20世紀はじめ、仏教東漸の経路を探るべく、西本願寺法主大谷光瑞の許に僧侶たちが結集。豊富な写真で彼らの壮大な旅を蘇らせる。20世紀はじめ、各国による中央アジア探検が相次ぐなか、日本では西本願寺が私財を投じて仏跡調査に踏み切った。第22代法主大谷光瑞の許に若き僧侶たちが結集し、仏教東漸の経路を探る。3次にわたる調査の足跡や蒐集品のゆくえを、豊富な写真をまじえてたどり、シルクロード研究に貴重な成果をもたらした大谷探検隊の壮大な旅を蘇らせる。



はじめに/? ヨーロッパ留学(一九〇〇年ロンドンへ〈大谷光瑞/ロンドン到着/第一次隊員たちの着欧/北極圏旅行/パリから欧州大陸へ〉/一九〇一年の動静〈薗田・藤井来たる/学者たちとの交流/中央アジアの探検熱/探検隊への準備/白鳥庫吉との出会い/イーストボーン滞在〉/一九〇二年探検へ〈ロンドンとブライトン/松原執行着英/大谷探検隊の目的〉)/? 第一次大谷探検隊(カシュガルまで/二隊に分かれる/キジル千仏洞の調査/クチャの調査から帰国へ)/? 第二次・第三次探検隊(第二次探検隊の調査/第三次探検隊の橘瑞超/吉川小一郎の探検)/? 大谷探検隊の将来品(将来品の調査・研究/中国旅順博物館/韓国国立中央博物館/東京国立博物館/龍谷大学大宮図書館)/大谷探検隊関係の海外旅行

本多 隆成[ホンダ タカシゲ]
1942年大阪市に生まれる 1967年大阪大学文学部卒業 同大学院博士課程を経て 1973年静岡大学講師 1989年大阪大学文学博士 2008年静岡大学名誉教授 現在放送大学静岡学習センター所長 ※2010年12月現在【主な編著書】近世初期社会の基礎構造 初期徳川氏の農村支配 近世東海地域史研究 近世静岡の研究(編著) 戦国・織豊期の権力と社会(編著)

内容説明

20世紀はじめ、仏教東漸の経路を探るべく、西本願寺法主大谷光瑞の許に若き僧侶たちが結集した。3次にわたる仏跡調査の足跡や蒐集品のゆくえを、豊富な写真をまじえながらたどり、大谷探検隊の壮大な旅を蘇らせる。

目次

1 ヨーロッパ留学(一九〇〇年ロンドンへ;一九〇一年の動静;一九〇二年探検へ)
2 第一次大谷探検隊(カシュガルまで;二隊に分かれる;キジル千仏洞の調査;クチャの調査から帰国へ)
3 第二次・第三次探検隊(第二次探検隊の調査;第三次探検隊の橘瑞超;吉川小一郎の探検)
4 大谷探検隊の将来品(将来品の調査・研究;中国旅順博物館;韓国国立中央博物館;東京国立博物館;龍谷大学大宮図書館)

著者等紹介

本多隆成[ホンダタカシゲ]
1942年大阪市に生まれる。1967年大阪大学文学部史学科卒業、同大学院文学研究科博士課程を経て1973年静岡大学人文学部講師。1989年大阪大学文学博士学位取得。2008年静岡大学を定年退職、放送大学静岡学習センター所長。現在、静岡大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Kei

13
旅は、がっつり調べて行くか、なんとなしに行くか?難しいところです。性格的なものもありますから。私の場合、きっちりがっつりは苦手。ただ、全くの無知識、無計画は行く意味がないとも思っています。興味があって向かう地に、思いがけない喜びや新たな出会いがあるのが一番の収穫です。期待外れでも、自分の目でみることが大事なので、それはそれでよしとしています。ただ、私は興味が隔たっていて、情緒に流れる傾向大なので、補足して、ふ~ん、そうなのか?!の読書は必要。(笑)敦皇は小説や絵画ばかりだったので、面白かったです。2017/02/11

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