内容説明
日本現存最古の歴史書、文学書である『古事記』の編纂に携わった太安万侶。ゆかりの多氏や多神社との関わりなどを取り上げ、安万侶の実像に迫る。『古事記』のヒイラギの八尋矛や、酒楽之歌などについても言及する。
目次
1 太安万侶と田原本町を語る(古代の田原本;多氏と多神社;シンポジウム「やまとのまほろば田原本」)
2 古事記とその周辺(古事記への持統天皇の関与と元明天皇の編纂の勅;「ヒイラギの八尋矛」考;この御酒は我が御酒ならず―古代酒宴歌の本願)
鼎談 安万侶さんを語る
著者等紹介
和田萃[ワダアツム]
1944年満洲国遼陽市生まれ。1972年京都大学大学院文学研究科(国史学専攻)博士後期課程単位取得退学。京都教育大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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