内容説明
七草・花祭り・お彼岸・歳の市…。年々繰り返されるいとなみに折々の四季を感じる年中行事。どこでどのように行われ、その意味とはいかなるものか。行事の謂われや有り様、こめられた願いを平易に描き出した読む事典。
目次
正月
大正月
仕事始め
小寒
七草
蔵開き
成人の日
小正月
薮入り
初市〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
富士さん
2
仕事に必要で読みました。これを見ると、年中行事を解説するのは大変なんだと痛感します。これに載っている半数がなじみのない風習で、知りたいものの解説は足りない。これではネットで調べた方が知りたい情報が手に入ります。では、私基準で本を作ってくれればいいかというとそうでもないでしょうし、行事というのは日本人なら同じだろうと思いがちですが実は地域や個人でかなり違うのを通観しました。むしろ全国共通なのは、商業主義の背景がしっかりあるものばかりだったりするという。伝統文化なんてそんなもんなんでしょうね。2019/02/11
ICC55052
0
青森のねぶたや弘前のねぷたが、ねぶた流しという灯篭流し(七夕流し)習俗からの発展とは知らなかった。2012/03/26