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満鉄を知るための十二章―歴史と組織・活動

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  • サイズ B6判/ページ数 306p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642080217
  • NDC分類 335.49
  • Cコード C1021

内容説明

近代日本のマンモス国策会社=満鉄。内部資料や社員の証言を多用し、事業や歴史のほか、これまで語られていない婦人社員・中国人社員・弘報・能率・二つの教育などを取り上げ、知られざる実像に迫る。満鉄百科・年表付き。

目次

満洲とは、どんな所だったか
満鉄の設立
政党の介入
満洲事変と新国家建設
栄光と苦難の道
戦時下の満鉄
終局を迎えた満鉄
婦人社員の地位と活躍
満鉄の中国人労働者
満鉄の二つの教育〔ほか〕

著者等紹介

天野博之[アマノヒロユキ]
1935年11月、大連市で生まれる。42年、撫順市永安在満国民学校に入学、43年二学期から吉林市江北在満国民学校に転校、46年3月に撫順に戻り、47年7月に帰国。東京教育大学文学部で日本歴史を専攻。59年、小学館入社、主として歴史分野の書籍を編集。95年11月、退社。04年から財団法人満鉄会理事(広報担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Takeshi Kubo

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本書は、満鉄の通史が中心です。しかし、幾つか出ている満鉄の通史本と異なるのは、弘報や教育等、幾つかのテーマから当時の満鉄にアプローチを試みている点です。これらの事項を通し、あまり見られて来なかった満鉄の意外な一面を知ることが出来るとともに、現在でいうコングロマリットであった満鉄が如何に満洲に対し、その絶大な影響力を持っていたのか、文字を追うだけで感じることが出来ます。(一時期、満鉄がその傘下に収めていた企業数は80社以上あったそうです…。)2014/06/22

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