出版社内容情報
中世において、夢は現実であり未来だった。人びとは夢の告げを信頼して行動の指針、生きる目標とした。夢を見ることに努め、夢を語りあった。日記や物語などに登場する夢の話を読み解き、中世の心象風景を描き出す。
内容説明
中世において、夢は現実であり未来だった。人びとは夢の告げを信頼して行動の指針、生きる目標とした。夢を見ることに努め、夢を語りあった。日記や物語などに登場する夢の話を読み解き、中世の心象風景を描き出す。
目次
1 夢を乞う
2 夢あわせ
3 夢語りの禁止
4 夢語り共同体
5 夢と死者
6 夢の記録
7 夢と塔
8 将軍の夢
著者等紹介
酒井紀美[サカイキミ]
1947年大阪市に生まれる。1976年大阪市立大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。元茨城大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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