列島の戦国史<br> 東日本の動乱と戦国大名の発展

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列島の戦国史
東日本の動乱と戦国大名の発展

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  • サイズ 46判/ページ数 330p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642068529
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C1321

出版社内容情報

16世紀前半、東日本では古河公方の内紛と連動した戦乱から、戦国大名の衝突へ変化する。伊達・上杉・北条・武田・今川・織田―大名間「外交」と国衆の動静を軸に、各地の情勢を詳述。戦国大名確立の背景に迫る。

内容説明

十六世紀前半、東日本では古河公方の内紛と連動した戦乱から、戦国大名の衝突へ変化する。伊達・上杉・北条・武田・今川・織田―大名間「外交」と国衆の動静を軸に、各地の情勢を詳述。戦国大名確立の背景に迫る。

目次

戦国大名の戦争と「外交」―プロローグ
1 東日本戦国時代の転回
2 古河公方の分裂と小田原北条氏
3 中部・東海地方の戦国大名
4 甲駿相三国同盟の成立と長尾景虎
5 戦国大名「国家」の内実
6 文化と宗教の伝播
7 進展する地域統合と大名領国の再編
戦国大名を動かしたもの―エピローグ

著者等紹介

丸島和洋[マルシマカズヒロ]
1977年、大阪府に生まれる。2005年、慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。現在、東京都市大学共通教育部准教授、博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

15
永正の乱から桶狭間合戦まで。15世紀前半の東日本の戦国時代をまとめた一冊。将軍家や古河公方といった上位権力の分裂と対立による戦乱が、国衆自身の自律的な動きによる戦争に変化していき、その中から長尾上杉・北条・武田・今川といった1国以上を支配する強大な戦国大名が誕生する。著者自身も述べるように、事実の羅列になっている感もあり、決して読みやすいわけではないのだが、戦国前期の関東・東北の最新研究を知るにはちょうど良い内容。国衆にとっての上位権力が、従う存在から場合に応じて推戴する存在へと変化したことがよくわかる。2021/02/23

翠埜もぐら

12
14世頃からから顕著になってくる武力による統治を経て、戦国大名がどう成立していったかを解説。読了に時間をかけすぎたのと大変細かかったので今一つ理解しきれませんでしたが、強い武力を保持することは自国を他国の侵略から守るだけでなく、「実効性を期待できる裁判と紛争調停を期待され」る存在であったことはよくわかりました。その実効性を期待して小競り合いに明け暮れていた小領主たちは一定の自治権を放棄してまでより強力な家に追随して国人・家臣化していくわけです。享徳の乱から始まった中世史への興味ですが里見氏も面白そうだわ。2021/09/10

Toska

8
「自分の力量をもって…」と戦国大名の本質を明確に言語化できた今川義元はやはり傑物と言うべきか。表紙に木像の写真が使われているのも、筆者からのリスペクトの表れであるらしい。軍事的な安全保障を求める「地域国家」の合従連衡、極度に面子を重んじるメンタリティ、取次を柱とする外交関係など、戦国時代のアウトラインが堅実にまとめられている。ただ、その事例となる各勢力の興亡があまりにも煩雑すぎて…特に利根川以東は、正直なところついていけませんでした。2022/02/02

さとまる

7
16世紀前半の北海道から美濃あたりまでの動きをまとめたもの。扱っている地理的範囲が広いので、地域ごとに時代が少々行ったり来たりするのに手間取ってしまった。東国、特に関東の各大名・国衆達が古河公方の政氏・高基・晴氏と三代にわたる親子ケンカに大きな影響を受けていたことがよくわかった。戦国大名は決して国衆を力で従わせていたわけではなく、「こいつは頼りにならん」と見限られて寝返られたり国衆同士の境目争論に引きずられて不本意な戦をしたり大変なんだな。2021/10/31

やま

3
時間が取れず流し読み。本来は熟読してこそ真価がわかるタイプの本。ゲームや小説では軽視されがちな小勢力の関係性や動向が、より大きな流れを作り出している。2021/03/28

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