「主権国家」成立の内と外

個数:

「主権国家」成立の内と外

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年05月17日 02時44分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 274p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642068130
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C1321

出版社内容情報

自由民権運動・憲法制定・国会開設・初期議会から条約改正までの過程を解読。「主権国家」の成立と民衆の動向、国際情勢に鋭く迫る。欧米列強により東アジアの秩序が再編される中、明治政府は早期の近代化を目指した。自由民権運動・憲法制定・国会開設・初期議会から条約改正までの過程を解読。「主権国家」の成立と民衆の動向、国際情勢に鋭く迫る。



プロローグ―「主権国家」成立をめぐる「世界」と「日本」/大久保政権と自由民権運動の生起(岩倉使節団と東アジア秩序/大久保政権をめぐる内政と外政/国内路線の修正と対外・境界問題/三つの抵抗―一揆・反乱・民権運動)/国会開設運動と情勢の転換(東アジア情勢の流動化―日清関係と琉球・朝鮮/大久保没後体制の構造/国会開設運動の高揚/「明治一四年の政変」と政治の転換)/運動再編と内外情勢の変動(薩長藩閥政権と政党の運動/東アジア情勢の緊迫化と松方デフレ/松方デフレと自由民権運動/日清関係と自由民権運動)/憲法制定・議会開設への道程(条約改正問題の焦点化/憲法準備体制と運動の様相/帝国憲法体制の構造)/初期議会と日清戦争(初期議会における対立の構造/対立軸と争点の編成/日清戦争と朝鮮・台湾)/エピローグ―日清戦争がもたらしたもの

大日方 純夫[オビナタ スミオ]
1950年、長野県に生まれる 1973年、早稲田大学第一文学部卒業 1978年 早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了 現在、早稲田大学文学学術院教授、博士(文学) ※2016年10月現在【主要編著書】『自由民権運動と立憲改進党』(早稲田大学出版部、1991年) 『近代日本の警察と地域社会』(筑摩書房、2000年)『自由民権期の社会』(敬文舎、2012年)、『維新政府の密偵たち』(吉川弘文館、2013年)

内容説明

欧米列強により東アジアの秩序が再編される中、明治政府は早期の近代化を目指した。自由民権運動・憲法制定・国会開設・初期議会から条約改正までの過程を解読。「主権国家」の成立と民衆の動向、国際情勢に鋭く迫る。

目次

「主権国家」成立をめぐる「世界」と「日本」―プロローグ
1 大久保政権と自由民権運動の生起
2 国会開設運動と情勢の転換
3 運動再編と内外情勢の変動
4 憲法制定・議会開設への道程
5 初期議会と日清戦争
日清戦争がもたらしたもの―エピローグ

著者等紹介

大日方純夫[オビナタスミオ]
1950年、長野県に生まれる。1973年、早稲田大学第一文学部卒業。1978年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、早稲田大学文学学術院教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coolflat

17
岩倉使節団(1871年)~日清戦争(1894年)。本書の問いは三つある。第一は、華夷秩序に組み込まれていた日本が、開国~明治維新のもと、どう華夷秩序を解体し、どう西洋近代国際秩序に組み込まれていったのか。第二は、四つの口、長崎(対オランダ、清)・対馬(対朝鮮)・薩摩(対琉球)・松前(対アイヌ)、すなわち西・南・北の境界をめぐって、対外関係と領域の問題を新政府はどう処理していったのか。第三は、幕藩体制(260~270藩が各々支配機構を持っていた)が、いかに一元化(廃藩置県など)されたのか。これらを解明する。2018/08/10

AKa

1
『明治史講義テーマ編』(ちくま新書)の自由民権運動の章にて、担当の中元崇智氏が参考文献の1つとして挙げていました。自由民権運動研究者サイドからの最も新しい概説書であり、現時点(2018年)では松澤裕作氏の新書『自由民権運動』と共にまず目を通しておく一冊でしょうね。2018/06/20

東岳

0
あとがきが一番おもしろかった、というとやや失礼かもしれませんが、そこに著者の考え方がストレートに出ていておもしろかった。まずそこから読んだ方が全体の問題意識も明確になり、楽しめるかもしれません。2016/11/19

ヨシ

0
岩倉使節団から日清戦争に至るまで明治日本が近代化を歩んでいく様子を、内政・外交ともに網羅した概説書。 自由民権運動や政党の活動について特にスポットをあてている。憲法制定や私擬憲法は一段と詳しい。2021/02/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11196095
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。