歴史文化セレクション
インド美術史

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642063555
  • NDC分類 702.25
  • Cコード C1371

内容説明

仏教美術とヒンドゥー美術を中心にイスラム美術まで、インド美術の変遷を克明に辿る。歴史的概括にとどまらず、インド美術の特質を視点に捉え、豊富な図版を用いてわかりやすく解説。

目次

1 インド美術の先駆
2 古代初期の仏教美術
3 仏教美術の革新
4 仏教美術の完成と衰退
5 ヒンドゥー教美術の隆盛
6 イスラム時代のインド美術

著者等紹介

宮治昭[ミヤジアキラ]
1945年静岡県に生まれる。1968年名古屋大学文学部(美学美術史専攻)卒業。1972年同大学院博士課程(印度哲学専攻)中退。名古屋大学助手、弘前大学助教授、名古屋大学教授等を経て、現在、龍谷大学教授、静岡県立美術館館長、名古屋大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

in medio tutissimus ibis.

5
インダス文明からムガル王朝までのインド美術の通史及び概説書。思想宗教は無論のこと、政治経済的な背景にも言及されるので、インド古代史の概説でもある。半面、内容をきちんと理解するには逆にそういった知識を踏まえる必要があるだろう。ヒンドゥー美術のパトロンとなった諸王朝とか本書の中では交代が激しすぎる上に位置関係が頭に浮かばなくて困った。肝心の美術に関しても、付された写真は白黒で(多くは建築や彫刻なのは不幸中の幸いだが)小さいので、詳しくは別途あたる必要があるだろうが、これは今日ネットがあればさほど問題ではない。2018/03/11

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