内容説明
百年前に極東で勃発した日露戦争。その様子は通信網により翌日には欧米諸国で報道された。この戦争を国際政治の力学と情報・報道戦の側面から見直し、各地での作戦や軍事システムを豊富な図表を駆使して描き出す。
目次
戦争と情報―プロローグ
1 日露戦争への道
2 ロシア地上軍撃破と制海権確保のための戦い
3 陸海での決戦と戦争の終結
4 日露戦争の世界史的意味
5 日露戦争と日本軍
戦争による歴史観の変容―エピローグ
著者等紹介
山田朗[ヤマダアキラ]
1956年大阪府に生まれる。1985年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(史学)。現在、明治大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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