出版社内容情報
江戸時代の公家たちは、様々な事情で江戸に下り、武家や町人と互いに多様な交流の機会をもった。朝廷の意志を幕府に伝える者や、将軍の昵近衆として儀式を荘厳する「役者」たち、家元として技芸を指導する人々、将軍・大名の妻や大奥に仕える女性など、多彩な公家の生き様を取り上げて社会の諸相に迫り、都市「江戸」の新たな一面を見出す。
内容説明
江戸時代の公家は、様々な事情で江戸に下り、武家や町人と多様な交流をもった。朝廷の意志を伝える者や、幕府の儀式を荘厳する「役者」、家元として技芸を指導する人々など、多彩な生き様を取り上げ、社会の諸相に迫る。
目次
都を離れる―プロローグ
将軍を訪ねる
江戸の「役者」を務める
江戸に遊び・暮らし、交流する
江戸に召喚される
江戸に嫁ぐ、大奥に入る
江戸に迫る
東京に集う―エピローグ
著者等紹介
田中暁龍[タナカトシタツ]
1961年、東京都に生まれる。現在、桜美林大学リベラルアーツ学群教授、博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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