出版社内容情報
近代国家として戦った初めての本格的な対外戦争=日清戦争。伊藤博文や陸奥宗光ら日本の指導者たちは、どのように戦争を遂行したのか。彼らの認識と行動に着目し、開戦過程、清や諸外国との外交上の折衝、講和成立までの動向、三国干渉と日本の対応などを、政府中枢の分析を通じて解明。東アジア世界の秩序を根本的に変えた日清戦争の全貌に迫る。
内容説明
近代国家として初の本格的な対外戦争=日清戦争を、日本の指導者はどのように遂行したのか。開戦過程、諸外国との折衝、講和までの動向、三国干渉と日本の対応などを解明。東アジアの秩序を変えた戦争の全貌に迫る。
目次
日清戦争と政治・外交指導―プロローグ
日清戦争以前の東アジア世界
開戦過程
戦争指導体制
講和
三国干渉
戦争の余波
日露戦争への道―エピローグ
著者等紹介
佐々木雄一[ササキユウイチ]
1987年、東京都に生まれる。2016年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)。現在、明治学院大学法学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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