歴史文化ライブラリー<br> “軍港都市”横須賀―軍隊と共生する街

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歴史文化ライブラリー
“軍港都市”横須賀―軍隊と共生する街

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  • サイズ 46判/ページ数 339p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642059305
  • NDC分類 395
  • Cコード C0320

出版社内容情報

三浦半島の「寒村」にすぎなかった横須賀は、幕末の製鉄所・造船所建設や明治の鎮守府設置など、海陸軍の関連施設に依存しながら日本初の〈軍港都市〉へ発展を遂げた。在日米海軍の基地となった今日までを視野に、地域のなかに存在する軍隊と、そこに生きる人びとの暮らしとの関わりを明らかにする。社会経済史の視点から〈軍都〉のゆくえをさぐる。

内容説明

幕末以降、海陸軍に依存しながら発展した“軍港都市”横須賀。在日米海軍の基地となった今日まで、地域に存在する軍隊とそこに生きる人びとの暮らしとの関わりを解明。東洋一と謳われた軍港の歴史と“軍都”のゆくえを追う。

目次

「横須賀ストーリー」―プロローグ
軍港横須賀の誕生―寒村から軍港へ(横須賀製鉄所とフランス;製鉄所建設と地域 ほか)
対外戦争と軍港の人びと―日清・日露戦争から関東大震災まで(日清戦争;日清戦争後の“軍港都市”横須賀の正体―日露戦争前夜 ほか)
横須賀軍港の完成と太平洋戦争開戦(海軍の基地整理計画―軍港の大改造;満洲事変前夜の横須賀―“軍港都市”の準戦時 ほか)
敗戦と軍港の戦後―戦後横須賀の原点(占領下の横須賀と戦後処理;“軍港都市”への逆コース―米軍基地への道 ほか)
海軍の遺したもの―エピローグ

著者等紹介

高村聰史[タカムラサトシ]
1966年、北海道札幌市に生まれる。1999年、國學院大學大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。現在、國學院大學文学部兼任講師・世田谷区史編さん室(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

56
現在世界最大最強のアメリカ海軍第7艦隊司令部がある横須賀。 幕末の造船所から戦前の軍都、戦後のアメリカ軍基地、と発展?してきた歴史。 バラ、きれいなんだけどな公園2023/05/31

アメヲトコ

6
21年8月刊。17年間にわたり『新横須賀市史』編纂に関わってきた著者が、三浦半島の寒村から軍都に成長し、今なお基地の町として軍隊と関わる横須賀の歴史をまとめたもの。軍事目的でできた都市であるがゆえに都市としての浮沈も戦争に左右され、都市と軍隊の強固な依存関係が生じてしまうというのは考えさせられます。現在の横須賀観光の主役ともなっている戦艦三笠が、戦後の荒廃のなか娯楽施設に変貌していたころの写真(281頁)はなかなか衝撃的。2021/10/28

Pyonkichi

4
本書を読むと、軍港都市といっても、「軍隊の立地によって町が発展した」というような単純な話ではないことがわかる。横須賀の地形は必ずしも都市建設に適しておらず、民間産業の発展も限定的だったため、軍港への依存はその分深まった。また水道のようなインフラも軍優先で運用されたため市民の利便性を阻害する面もあったという。戦後の一時期は平和産業都市建設を目指すものの、日米関係とアメリカ軍の都合から結局は軍隊と一体の都市として歩むことになった。2022/08/22

onepei

4
陸軍の駐屯地とはまた少し違った様相2021/09/25

バッシー

2
海軍と共にある町の姿。横須賀は呉や佐世保ともまた違う。しかし、ペリー上陸記念碑を倒した数年後に、デッカー大佐の像を喜んで建てる節操の無さには、絶句する2023/03/17

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