歴史文化ライブラリー<br> 中世は核家族だったのか―民衆の暮らしと生き方

個数:
電子版価格
¥1,870
  • 電書あり

歴史文化ライブラリー
中世は核家族だったのか―民衆の暮らしと生き方

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月17日 01時26分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 215p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642059244
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C0320

出版社内容情報

日本的な家制度が出現した中世。親子・兄弟が別居する家族システムで、人々はどのように暮らし、生き抜いたのか。鎌倉末期から室町・戦国期にかけての農業の変革、民衆の定住化、人口推移など、様々な角度から大変動の背景を読み解く。また、有力農民=名主が立場維持のためにとった戦略や財産相続の問題にも言及し、民衆の生活世界の変化に迫る。

内容説明

日本的な家制度が出現した中世。親子・兄弟が別居する家族システムで、人々はいかに暮らし生き抜いたか。農業変革など様々な角度から大変動の背景を探る。名主の家族戦略や財産相続にも言及し、民衆生活の変化に迫る。

目次

変貌する中世の家族と社会―プロローグ
こうして中世がはじまった―中世的世界の形成
放浪から定住へ―鎌倉人の生活世界
中世名主の家族戦略―中世前期の民衆家族
中世は核家族だった―室町人の生活世界
核家族と二世帯同居家族―中世後期の民衆家族
古代から中世へ、中世から近世へ―エピローグ

著者等紹介

西谷正浩[ニシタニマサヒロ]
1962年、愛媛県に生まれる。1985年、九州大学文学部史学科卒業。1992年、九州大学大学院文学研究科国史学専攻博士課程(後期)単位取得満期退学。現在、福岡大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アメヲトコ

9
21年6月刊。日本中世の農村部における家族の変容を、農業生産と社会構造との関係から論じた一冊です。近世の村社会と直系制家族とはまるで別世界で、目を啓かれました。2021/12/21

Hiroki Nishizumi

5
核家族は近代以降のものと勝手に思い込んでいたが、歴史をたどると必ずしもそうではないようだ。何事も決めつけず、確認して裏を取る必要があることを感じた。2021/10/05

ウォーカージョン

4
近世以前の家族の形態はどうなっていたんだろうと思っていた。当時も核家族だったとは。今の2世帯住宅は、当時と似てるな。2023/06/20

horuso

4
恥ずかしながら、核家族という家族形態は、それを可能とする労働形態が必要だから、近代以降のものだと思っていた。まして農民は協力作業が必要だからずっと大家族なんだろうと。それがどうも違っていて、室町あたりの農民は核家族だったらしい。作業を請け負うだけの小農だから協力も何もないようだ。それは納得するとして、動機は?どういう文化が底流にあって大家族ではなく核家族を選んでいたのだろう。現代と同じと考えていいのかな?あと、介護は大丈夫?片親になったら子供が引き取るというような一節があったが、核家族で介護は大変だろう。2021/08/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17822261
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。