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東アジア海域と日中交流―九~一四世紀

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  • サイズ A5判/ページ数 318,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642028653
  • NDC分類 678.21
  • Cコード C3021

内容説明

九‐一四世紀の東アジア海域世界には、国家の支配領域を越え、人・物・情報を流通させるネットワークが存在した。中国の正史・語録・詩文集等の資料を多用し、宋・元から明へと続く日中交流の変遷と実態を解明する。

目次

研究の現状と問題関心
第1部 日宋貿易と宋代東シナ海海域(明州市舶司と東シナ海海域;宋代の「日本商人」の再検討)
第2部 日元交通の展開(元朝の倭船対策と日元貿易;元末内乱期の日元交通)
第3部 元明交替と人的交流(一四世紀後半、日本に渡来した人々;陸仁と道元文信をめぐって;『鄂隠和尚行録』を読む)
今後の展望

著者等紹介

榎本渉[エノモトワタル]
1974年青森県に生まれる。2003年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学、日本学術振興会特別研究員(PD)採用、東洋文化研究所助手採用。2006年東京大学博士(文学)。現在、中央大学・立教大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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