日本国家の形成と東アジア世界

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 368,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642024648
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C3021

内容説明

日本は東アジア世界のなか、中国の影響を受けつつ固有の文化を発展させ国家を形成した。金印「漢委奴国王」や石上神宮七支刀、倭五王外交、仏教伝来を探り、冊封関係で結ばれた東アジアの国際関係が果たした役割を解明。

目次

東アジア世界とは何か、その考え方と現代的意義
第1部 東アジア冊封体制の形成と構造(冊封体制の形成;倭国王と倭王;魏晋王朝における冊封体制の形成;東アジア古代世界における市の風景―冊封関係と貿易通商関係)
第2部 日本古代国家形成と東アジア国際関係(石上神宮七支刀の意味すること―日本古代における軍事と祭祀;石上神宮七支刀の国際的契機―四世紀の東アジアの世界構造;倭五王外交の歴史的意義―応神朝から継体朝に至る日本古代と東アジア世界;五世紀、稲荷山古墳鉄剣銘と江田船山古墳太刀銘の文明論―日本王権と官僚制の起源に関する覚え書き;四・五世紀の高句麗太王政権と東アジア世界;二本への仏教伝来の国際的契機―北魏仏教の伝統)

著者等紹介

川勝守[カワカツマモル]
1940年東京都に生まれる。1964年東京大学文学部東洋史学科卒業。1972年東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。1973年九州大学文学部講師。1980年文学博士(東京大学)。1987年九州大学文学部教授・東洋史学講座担当。1998年九州大学退官。現在、大正大学文学部教授・九州大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

陽香

0
200804012012/03/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2191622
  • ご注意事項