内容説明
保育・教育現場で出会う、発達障害がある子どもや「気になる」子どもたち。子どもたち1人ひとりのニーズに沿った支援を行うためには、適切な発達アセスメントが必要となる。子どもの個体能力や特性から、子どもを取り巻く物的・人的環境まで、発達アセスメントに関する基本的な枠組みと最新の知見を提供する。
目次
第1章 発達アセスメントと支援
第2章 知能・発達的側面のアセスメント
第3章 情動的側面のアセスメント―個人に固有な発達をとらえる
第4章 医学・生理学的側面のアセスメント
第5章 クラス集団のアセスメント
第6章 家庭・保護者のアセスメント
第7章 子どもに対する発達アセスメントと支援の実際
第8章 保育・教育の場における発達アセスメントと支援の進め方
著者等紹介
本郷一夫[ホンゴウカズオ]
東北大学大学院教育学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゃがたろう
0
読み始めはよくわからんという感じだったが、図表が理解の助けになった。2017/02/05
あき
0
アセスメントに関して網羅的に読める。便利。2015/12/03
そら
0
検査結果はグローバルであること。個人の相互作用で作り上げてきた枠組みと社会によって規定されることを大前提としていること。こういった前提を知らず、数値だけに気を取られてしまっていた自分が情けない。こうして落ち込んでいる時も、検査を受けた子どもは生活をしている。今後は、落ち込む時間ではなく、繰り返さないようにしていく時間を選択していこうと思った。2012/02/19