Textbooks tsukamu
国際政治学をつかむ

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  • サイズ A5判/ページ数 312p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784641177123
  • NDC分類 319
  • Cコード C1331

内容説明

歴史からの見方と理論からの見方の双方を学んだうえで国際政治を動かす主体や議論になっている点を考え複雑な国際政治を読み解くためのヒントを提供する。新しい入門テキスト。

目次

国際政治学を学ぶ
第1章 国際政治のあゆみ(主権国家の誕生―ウェストファリア体制;ナショナリズムと帝国主義の時代―ヨーロッパ国際政治体系の拡張 ほか)
第2章 国際政治の見方(パワーと国益―リアリズム、ネオリアリズム;対立と協調―リベラリズム、ネオリベラリズム ほか)
第3章 国際政治のしくみ(政治体制―国家の形態と国際政治;対外政策決定過程―「ブラック・ボックス」の内側 ほか)
第4章 国際政治の課題(核―核抑止、核軍縮、核拡散;新しい戦争―内戦、テロ、大量破壊兵器 ほか)

著者等紹介

村田晃嗣[ムラタコウジ]
1995年、神戸大学大学院法学研究科博士後期課程修了。現在、同志社大学法学部教授(国際関係論、特にアメリカ外交・安全保障政策研究)、博士(政治学)

君塚直隆[キミズカナオタカ]
1997年、上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了。現在、神奈川県立外語短期大学教授(イギリス政治外交史、ヨーロッパ国際政治史)、博士(史学)

石川卓[イシカワタク]
1998年、一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。現在、防衛大学校総合安全保障研究科准教授(アメリカ外交・安全保障政策、国際政治学)、博士(法学)

栗栖薫子[クルスカオル]
1997年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、神戸大学大学院法学研究科教授(国際関係論、国際制度論)、博士(国際公共政策)

秋山信将[アキヤマノブマサ]
1994年、コーネル大学公共政策研究所行政学修士課程修了。現在、一橋大学大学院法学研究科准教授(軍縮・不拡散、紛争予防・平和構築)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yo

3
個人的には最強の入門書。各理論やテーマを網羅的にまとめたもので、理論ごとに分かれてるから整理して頭に入れやすい。弱点としては、各理論やテーマがぱっきり分かれているため、国際政治の「考え方」みたいなものは提示できていない。また、国際政治史の叙述が(やむを得なかろうが)かなり薄い。なので、これは1冊目として読んで、タイトルのごとく、初学者が「国際政治学をつかむ」のに良いと思う。2015/08/25

根本隼

2
各理論がバランスよく説明されていて分かりやすかった。入門書として素晴らしい。2017/05/01

(k・o・n)b

2
「国際政治学」という領域になんとなく惹かれつつも、全貌がよく見えていなかった自分には最適の入門書だったかと思う。かなりじっくり読んだので時間はかかったものの得るものも多かった、かな。集団的自衛権と集団安全保障の違い、PKOは国連軍ではないのか、地域主義について、などなど頭の中にあった色んなことに少し整理が付いた気がします。参考文献紹介もすごくしっかりしていたので、今後興味を持てた分野を深めていきたい所存です。2016/03/02

ぽん教授(非実在系)

1
一つのユニットがそんなに分厚くないので読みやすい。リアリズムやリベラリズムといった一つの主義主張に偏らず、無難に無色にまとめているところも入門書として合格点だと思った。2013/03/21

しょう

0
パワーと国益、リベラリズム、ネオリベラリズム、性悪説

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