出版社内容情報
ソーシャル・ネットワーク分析に基づく関係性の視点から,戦略論に新たな発想を提供する。解説では多種多様な事例を豊富に紹介。
内容説明
「つながり」を多角的な視点からデザインするために。ソーシャル・イノベーションが求められるビッグ・データとIoTの時代に向けてネットワーク分析の視点が提示する新たな戦略論。
目次
序章 ソーシャル・ネットワークと戦略マネジメント
第1章 ソーシャル・ネットワークのデザイン戦略―新たな知の潮流へ
第2章 ソーシャル・イノベーションと戦略思考
第3章 戦略論からネットワークによるソーシャル・イノベーションへ
第4章 ネットワーク分析の基本概念と戦略マネジメントへの応用
第5章 市場とネットワーク―競争から協調による価値の安定化へ
第6章 ソーシャル・ネットワークとクリエイティビティ
第7章 社会学理論とコミュニケーション再考
第8章 ネットワークと文化―構造と内容
終章 戦略的プラグマティズムへの指向
著者等紹介
中野勉[ナカノツトム]
青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授、コロンビア大学組織イノベーションセンター外部ファカルティ。慶應義塾大学経済学部卒業。シカゴ大学大学院修士、金融機関勤務を経て、コロンビア大学大学院社会学部博士課程修了(Ph.D. in Sociology)。ミシガン大学および関西学院大学助教授を経て2007年より現職。ネットワーク分析を応用した組織とマネジメント、クラスターに関するリサーチ、プラグマティックな価値評価と市場の問題などを専門領域とし、日米欧のビジネススクールにて企業戦略・組織論・国際経営などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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