国際政治史―主権国家体系のあゆみ

個数:
電子版価格
¥2,530
  • 電書あり

国際政治史―主権国家体系のあゆみ

  • ウェブストアに22冊在庫がございます。(2024年05月20日 18時46分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 331p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641150522
  • NDC分類 319
  • Cコード C1331

出版社内容情報

現代の世界は,どのようにして成り立ってきたのか。主権国家の成立とその地理的拡大,そしてその部分的な変容に着目し,歴史的な観点から国際政治の歩みをたどる。宗教改革からトランプ大統領の誕生までの約500年間の国際政治の大きな流れをつかむ。

序 章 なぜ国際政治史を学ぶのか
 第?部 主権国家体系の誕生と展開
第1章 近代主権国家体系の生成
第2章 勢力均衡とナショナリズム
第3章 帝国主義の時代
 第?部 2度の世界大戦
第4章 第一次世界大戦の衝撃
第5章 第一次世界大戦後の国際秩序
第6章 国際秩序の崩壊
 第?部 冷  戦
第7章 冷戦の起源と分断体制の形成
第8章 グローバル化する冷戦
第9章 冷戦体制の変容
第10章 冷戦終結への道
 第?部 主権国家体系を超えて
第11章 湾岸戦争とソ連解体  
第12章 EUの誕生と深化・拡大
第13章 冷戦後の地域紛争・民族紛争
第14章 新興国の台頭
第15章 21世紀の国際政治

小川 浩之[オガワヒロユキ]
著・文・その他

板橋 拓己[イタバシタクミ]
著・文・その他

青野 利彦[アオノトシヒコ]
著・文・その他

内容説明

現在の国際社会は、どのようにして成り立ってきたのでしょうか。本書は、宗教改革から現在に至るまでの国際政治の大きな流れを、「主権国家体系」に着目して、たどっていきます。近代のヨーロッパで誕生した主権国家が、その後、世界中に広がり、そしてそれが変容していくさまを、丁寧に描き出していきます。

目次

なぜ国際政治史を学ぶのか
第1部 主権国家体系の誕生と展開(近代主権国家体系の生成―主体としての主権国家とゲームのルール;勢力均衡とナショナリズム―ウィーン体制からビスマルク体制まで ほか)
第2部 2度の世界大戦(第一次世界大戦の衝撃―総力戦と近代国家の変容;第一次世界大戦後の国際秩序―ヴェルサイユ体制 ほか)
第3部 冷戦(冷戦の起源と分断体制の形成―ヨーロッパと東アジア;グローバル化する冷戦―脱植民地化の影響と危機の時代 ほか)
第4部 主権国家体系を超えて(湾岸戦争とソ連解体―歴史の終わりか、文明の衝突か;EUの誕生と深化・拡大―超国家の試み ほか)

著者等紹介

小川浩之[オガワヒロユキ]
1972年、三重県に生まれる。1996年、京都大学法学部卒業。1998年、京都大学大学院法学研究科修士課程修了。2000年、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)大学院国際関係史研究科修士課程修了(MA)。2003年、京都大学大学院法学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(法学)。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻准教授。専門は、現代イギリス政治外交史

板橋拓己[イタバシタクミ]
1978年、栃木県に生まれる。2001年、北海道大学法学部卒業。2004年、北海道大学大学院法学研究科修士課程修了。2008年、北海道大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。成蹊大学法学部教授。専門は、国際政治史、ヨーロッパ政治史

青野利彦[アオノトシヒコ]
1973年、広島県に生まれる。1996年、一橋大学社会学部卒業。1998年、一橋大学大学院法学研究科修士課程修了。2007年、カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校歴史学研究科博士課程修了、Ph.D.(歴史学)。一橋大学大学院法学研究科准教授。専門は、アメリカ政治外交史、冷戦史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

禿童子

30
冷戦以降のみ読んだ。政治家個人のエピソードも交えて興味が持てるように工夫している。大学1年次の教科書に好適。ただし、大筋の議論に終始しているので、例えばフォークランド紛争などのイレギュラーな歴史(古典的な領土紛争)はカットされているが、湾岸戦争の記載は発端から終結まで詳しくトレースされているなど、同時代を経験した者が読むとトリミングが著しい。せめて巻末の年表には事実史をありのままに記載すべきでは。2020/07/31

MUNEKAZ

7
ウェストファリア条約からオバマ政権まで、500年間を概括したテキスト。大変読みやすくわかりやすい内容の上、2017年と比較的近年まで扱っているおかげで、最近の国際情勢にも繋がる流れが簡潔に得られるようになっている(トランプだって中東を捨ててアジア太平洋重視という点ではオバマとの連続性を感じさせる)。また大学生向けの本だけあって文献紹介も充実しており、はじめの一歩にもこれからの指針にも役立つものであった。オススメ。2019/02/24

バーニング

5
ロシア・ウクライナ戦争の情報を追いかける中でツイッターの誰かが本書を推薦していたので読んだ。16世紀から始まり2017年で終わるこの本を読むことで、主権国家の誕生や長い戦争の時代を経て「熱い戦争」を回避しようとしてきた試みとその挫折や迷走を描写する第二次大戦後や冷戦後の世界までをひとつづきのものとして読めるダイナミズムに知的興奮を覚える。同時に、より複雑化する冷戦後の国際政治や世界秩序の不安定さが最悪な形で展開しているのが2022年の春なのだと思うと、なんとも言えない心境ではある。2022/03/30

ryo

1
本書が出版された2018年からまだ4年しか経っておらず、当時の私に今の世界がこんなに混迷しているとは信じてもらえないだろう。近現代の国際政治史の概観を把握できる概説書であり、ブックガイドもついていて、気になる点をより深く読み進めることができるようになっている。とりあえず次は手元にある『夢遊病者たち』を読んで、より深く理解していきたい。2022/07/05

 

1
国際政治史というタイトルだが、近年は武力でというよりは国同士の交渉で物事が進むことも多く、近代世界史に近いのではなかろうか。この本のとても良い点は、他の人も述べているが、直近2017年くらいまで取り上げられている点。歴史の教科書といえばWWIIまで、戦後は復興と冷戦を軽く扱って終わり、という現状に不服な自分のような人におすすめ。特に冷戦後まで(気になっていたボスニア紛争含め)手を抜かず記述されており(そこが読みたかった)高評価。書籍のガイダンスがあるから次にも進みやすい。2019/03/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12754145
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品