有斐閣双書<br> 社会政策概論

有斐閣双書
社会政策概論

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  • サイズ B6判/ページ数 309p
  • 商品コード 9784641096233

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

5
少し難しい本でした。社会政策とは何かについてそもそも論が示されています。特に、資本家階級による労働者階級への譲歩の側面を正しく把握し論じたものとなっています。政策主体である資本家階級の立場がもっともよく反映されるのには違いないのですが、社会運動を正しくとらえるうえでは、重要な視点だと思いました。また、マックス・ウェーバーの観念的なところやそれを受け継いだ大河内一男理論についても批判的に論じられています。また、宇野派経済学にたいして具体的な資本主義の実在の運動を把握することはできないと厳しく批判しています。2014/04/02

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