内容説明
知って考えようアジアのこと。世界の関心を集める中国。外交戦略の実態を内から捉える。国際交流基金企画「アジア理解講座」より。
目次
第１章 中国外交の歴史―中華世界秩序とウェストファリア的理解の狭間で
第２章 中国のパブリック・ディプロマシー―マイナスイメージ払拭から国家ブランド創出へ
第３章 中国の文化外交―留学生派遣を含めた人材交流に見る戦略
第４章 中国の経済外交―ＷＴＯ、ＦＴＡを中心に
第５章 中国の軍事外交―軍事安全保障と地政戦略の結合
第６章 中米関係―戦略的なパートナーかライバルか
第７章 中国と上海協力機構―安定した対ロシア・中央アジア国境地帯
第８章 中国の対朝鮮半島政策―「唇歯の関係」の構造と変容
第９章 中国とＡＳＥＡＮ―東アジアの地域協力の視点から
第１０章 中国の国境戦とそれをめぐる外交―旧ソ連との関係を中心に
第１１章 日中関係の再構築のために―六つの提案
著者等紹介
川島真［カワシマシン］
東京大学大学院総合文化研究科准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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金吾
22
中国の外交をいろいろな観点から広く浅く論じています。やはり日本人は中国に親近感を一方的に持っているのかなと思いました。2022/09/18
ずみ
1
おもな内容は現代政治における中国外交。入門書という位置づけだったが、やや雑多な詰め合わせ的印象を受ける。これ一冊で様々な方面から見た中国の外交を知ることができたのは確か。2011/11/12
