目次
第1章 論理のしくみ(命題と合成命題;真理表と同値 ほか)
第2章 全称命題と存在命題の証明のしかた(全称命題の証明のしかた(帰納法のカラクリ)
存在命題の証明のしかた)
第3章 場合分けの動機と基準(必然による場合分け;何を基準にして場合分けすると効果的かを考えよ)
第4章 上手な場合分けのしかた(やさしい場合から証明を始め、すでに証明済みの結果を利用せよ(山登り法)
樹形図を利用して場合分けせよ)
第5章 上手な議論の進め方(特別な場合の考察により解の候補を絞り込め;極端な場合を引き合いに出して矛盾を導け ほか)
著者等紹介
秋山仁[アキヤマジン]
ヨーロッパ科学アカデミー会員。東京理科大学理数教育研究センター長、数学体験館館長、駿台予備学校顧問。グラフ理論、離散幾何学の分野の草分け的研究者。1985年に欧文専門誌“Graphs & Combinatorics”をSpringer社より創刊。グラフの分解性や因子理論、平行多面体の変身性や分解性などに関する百数十編の論文を発表。海外の数十ヶ国の大学の教壇に立つ。1991年よりNHKテレビやラジオなどで、数学の魅力や考え方をわかりやすく伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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