正岡子規―死生観を見据えて

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  • サイズ A5判/ページ数 313p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784625453021
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C3092

出版社内容情報

当時の句会の模様や子規の病状を伝える資料を収録し、文学史的な観点から句が読まれた当時の背景を検証していく。俳句そのものだけでなく、それを評価する方法についても変革を追い求めた子規の情熱を紹介する。

目次

1 子規の死生観
2 晩年の子規
3 子規の俳句
4 子規の連句観
5 子規諸論
6 子規の漢詩―半生の痴 漢誌稿「岐蘇雑詩」の意味するもの
7 子規の新体詩―「小虫」四詩と上原三川
8 子規と虚子
9 日本派地方俳句史話
10 翻刻「紙十句集」と解説

著者等紹介

宮坂静生[ミヤサカシズオ]
本名、敏夫。昭和12年(1937)11月4日、長野県生まれ。俳誌「岳」主宰。第45回現代俳句協会賞受賞。『子規秀句考』(明治書院、1996、松本芸術文化特別賞受賞)、『俳句からだ感覚』(本阿弥書店、2000、第1回山本健吉文学賞受賞)、句集『山の牧』(本阿弥書店、2000、第6句集)。信州大学医療技術短期大学部教授。現代俳句協会員日本文芸家協会会員、俳文学会員
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