内容説明
コンピュータ概論、電子辞書・パソコン用辞書、論文・レポートの書き方、電子メールの利用法など、日本語研究者が研究を進める上で必要なコンピュータの基礎知識を収載。日本語研究をもっとスムーズに、もっと深めるIT活用法。
目次
第1章 コンピュータ概論(コンピュータ;ハードウェア ほか)
第2章 電子辞書とパソコン用の辞書(電子版の辞書の種類;電子辞書・パソコン用辞書の使用実態 ほか)
第3章 論文・レポートの書き方(パソコン利用のメリットとその活用法;文章の階層構造とその表示法 ほか)
第4章 電子メールの効果的利用法(コミュニケーションツールとしての利用;複数の相手とのコミュニケーション ほか)
著者等紹介
荻野綱男[オギノツナオ]
日本大学文理学部教授。1952年、埼玉県生まれ。東京大学文学部言語学科卒業。同大学大学院人文科学研究科修了。埼玉大学教養学部、筑波大学文芸・言語学系、東京都立大学人文学部を経て、2005年4月から現職。専門は、特に、社会言語学・敬語研究・コンピュータ言語学・計量言語学など
田野村忠温[タノムラタダハル]
大阪大学大学院文学研究科教授。1958年、岡山県生まれ。京都大学文学部卒業(言語学専攻)、同大学大学院文学研究科学修退学。奈良大学文学部、大阪外国語大学外国語学部を経て、2007年10月から現職。専門は言語学・日本語学。特に日本語の文法・語彙・意味などの分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なつき
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『講座ITと日本語研究1 コンピュータ利用の基礎知識』読了。わりに新しい本で、日本語研究者に向けてコンピュータの利用方法を優しくかつプラティカルに説明していくという、対象読者がすごく明瞭な試み。内容も明瞭でわかりやすかった。日本語研究者がプログラミングを覚える是非など参考になる。2017/05/25
memoma
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日常的にPCをさわる人が読んでも既知の情報が多いのではないかと思うが、タイトルにあるように基礎知識についてだからこんなもんかなとも思う。4、5巻がおもしろそうなので期待しつつ全巻読んでみようかな。2011/04/24