正治二年院初度百首

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  • サイズ A5判/ページ数 570p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784625424212
  • NDC分類 911.108
  • Cコード C3392

出版社内容情報

後鳥羽院が主催し、自らも試みた応制百首。新古今時代の指標となった百首和歌全2300首に初めて注解を加える

凡例

本文

解説

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初句索引

久保田 淳[クボタ ジュン]
1933年東京生。専門は和歌文学・中世文学。文学博士。東京大学名誉教授。著書に『花のもの言う』(新潮社)、『野あるき花ものがたり』(小学館)、『歌の花、花の歌』『ことばの森?歌ことばおぼえ書』(明治書院)、『隅田川の文学』(岩波書店)、『新古今和歌集全注釈』全六巻(角川学芸出版)など。07年瑞宝重光賞。13年文化功労者。

中村 文[ナカムラ アヤ]

渡邉 裕美子[ワタナベ ユミコ]

家永 香織[イエナガ カオリ]

木下 華子[キノシタ ハナコ]

高柳 祐子[タカヤナギ ユウコ]

内容説明

新古今歌風が一斉に開花した百首歌群。正治二年(1200)、院政の主後鳥羽院が廷臣や女房に詠進させ、自らも試みた応制百首。「山深み春とも知らぬ松の戸にたえだえかかる雪の玉水」(式子内親王)、「駒とめて袖うち払ふ陰もなし佐野のわたりの雪の夕暮」(藤原定家)などの秀吟が続出し、清新な和歌に目を開かれた院は『新古今和歌集』撰進を定家らに命ずるに至る。新古今時代の指標となった百首和歌全2300首に初めて注解を加える。

目次

本文(正治二年院初度百首;補注)
解説