出版社内容情報
巻15から巻20まで、豊かに多彩な古代の歌のすべてに最新の研究成果を盛って、『萬葉集』全4冊完結。
「君が行く道の長手を繰り畳ね焼き滅ぼさむ天の火もがも」(狭野弟上娘子)、「うらうらに照れる春日にひばりあがり情悲しもひとりしおもへば」(大伴家持)、「赤駒を山野にはがし捕りかねて多摩の横山徒歩ゆか遣らむ」(宇遅部黒女)――巻15から巻20まで、悲恋の贈答歌・嗤笑歌・越中万葉・防人歌群など、豊かに多彩な古代の歌のすべてに最新の研究成果を盛って、『萬葉集』全4冊完結。
凡例
本文
萬葉集巻第十五
萬葉集巻第十六
萬葉集巻第十七
萬葉集巻第十八
萬葉集巻第十九
萬葉集巻第二十
校訂一覧
解説
萬葉集への案内(四)
補注
作者名索引
初句索引
【著者紹介】
昭和四年東京生。東京大学文学部卒。同大学院(旧制)満期退学。文学博士。東京大学名誉教授。著書に『万葉表記論』校注古典叢書『万葉集(一)』『人麻呂の表現世界』他。
内容説明
「君が行く道の長手を繰り畳ね焼き滅ぼさむ天の火もがも」(狭野弟上娘子)、「うらうらに照れる春日にひばりあがり情悲しもひとりしおもへば」(大伴家持)、「赤駒を山野にはがし捕りかねて多摩の横山徒歩ゆか遣らむ」(宇遅部黒女)―巻第15から第20まで、悲恋の贈答歌・嗤笑歌・越中万葉・防人歌群など、豊かに多彩な古代の歌のすべてに最新の研究成果を盛って、『萬葉集』全4冊完結。