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出版社内容情報
大野 のり子[オオノ ノリコ]
著・文・その他/写真
目次
磧口
凍てつく風景のなかで
樊家山
中日友好写真館
母親河
じいさん歳いくつ?
みかんのビン詰
新しい農村
八路軍兵士の戦い
賀家湾
著者等紹介
大野のり子[オオノノリコ]
1947年愛知県生まれ。2005年より中国黄土高原にて老人たちの記憶を聞き取りながら生活している。信濃むつみ高等学校スタッフ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュースの素
4
中国山西省の黄土高原に住もうと著者は赴いた。ヤオトンと呼ばれる崖をくり抜いた貧しい住まいに住んでいる人々だが、日本人を初めて見ると、かつての戦争で日本兵に残虐な扱いを受けた事から、とても冷たい。日本はキライだと言いながら洗濯機やカメラは日本製。それを言うと態度も緩和。 70~80代の老人たちの戦争の時の記憶を調査しながら、また当地の暮らしの模様も紹介している。しかし、黄土高原、凄いところだ。2016/10/24
ティーティーウー
0
観光の途中、偶然に“三光作戦”があった村を訪れ、村人から直接その話を聞いたことをきっかけに、その土地へ移住し、当時のことを村人にインタビューした著者の記録。すごい行動力に、ただただ驚く。本の内容は、“三光作戦”について聞いた村人の話だけでなく、移住してからの生活のことが細かに書かれている。大らかで、大雑把で、義理深い人々との暮らしが、コミカルで面白かった。生活をともにすることで親交が深まる様子に、思わず涙が。2016/05/31
竹薮みさえ
0
一個人としてただ聞くために聞いた三光作戦の記憶。蟻の兵隊も出て来た。ある老人の臨死にまつわるエピソードが本当に美しい。過去は過ぎておらず今もある。ということは未来ももうすでにあるんだろうなと思ったりした。2012/05/06
Quijimna
0
★★★★☆2003/04/22
天茶
0
★★★★★2010/01/31