出版社内容情報
岡本 恵徳[オカモト ケイトク]
著・文・その他
内容説明
近現代沖縄文学研究者にして、運動の現場から発信し続けた思想家・岡本恵徳の半世紀にわたる思考の軌跡をたどる単行本未収録批評集。
目次
1 占領を生きる思想(一九五六~一九七二)(「琉大文学への疑問」に答える;沖縄より ほか)
2 施政権返還後の状況と言葉(一九七三~一九九四)(沖縄“施政権返還”その後;市民運動論覚書 ほか)
3 記憶の声・未来への眼(一九九五~二〇〇六)(偶感;検証 戦争の記憶―悲劇と論理の区別 ほか)
4 創作(洋平物語)
著者等紹介
岡本恵徳[オカモトケイトク]
1934‐2006。沖縄県宮古平良市生。琉球大学名誉教授。復帰前後、新川明、川満信一とともに「反復帰」論を展開。「琉球弧の住民運動」「けーし風」など住民運動と伴走する雑誌などの創刊に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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