出版社内容情報
仲里 効[ナカザト イサオ]
著・文・その他
内容説明
森口豁、笠原和夫、大島渚、東陽一、今村昌平、高嶺剛の映像やテキスト等を媒介に、沖縄の戦後的な抵抗のありようを鮮やかに描出し、沖縄戦後世代の経験の位相と一九七二年の「復帰」を再考する。
目次
回帰する声、転位のトポス
「フィフィ」と「火」の精神譜
言葉が法廷に立つ時
死に至る共同体
反乱する皮膚
エネミーの考古学
明るすぎる喪の風景
エディポスたちはオナリの夢をみたか
巡礼と朱の×印
漂流と迂回、あるいは始まりにむかっての旅
繁茂する群島
コマ虫たちの叛乱
著者等紹介
仲里効[ナカザトイサオ]
1947年、沖縄南大東島生まれ。中学まで島で育ち、高校は那覇、大学はアメリカ占領下の沖縄からパスポートを持ち東京に「留学」。法政大学卒。1995年に雑誌「EDGE」(APO)創刊に加わり、編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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