教養のグローバル・ヒストリー―大人のための世界史入門

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教養のグローバル・ヒストリー―大人のための世界史入門

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  • サイズ B6判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784623082889
  • NDC分類 209
  • Cコード C3022

出版社内容情報

現在の高校世界史Bの教科書にある内容をもとに、地域や文化をつなぐネットワークを俯瞰したグローバル・ヒストリーの通史。高校の世界史教科書から読み直すグローバル・ヒストリー
紀元前から現代まで、ネットワークから読み解く通史。

高校世界史Bの教科書にある内容をもとに、地域や文化をつなぐネットワークを俯瞰したグローバル・ヒストリーの通史。日本史、西洋史、東洋史の枠組みを突破し、世界史が結びあう歴史を学ぶ。地図や図版を多数種録、大人が学び直すための世界史入門。

はじめに

プロローグ ネットワークの黎明

第1章 ユーラシア・ネットワークの形成??前1千年紀~後2世紀
 1 草原とオアシス
 2 古代の東アジア??南海交易と冊封体制
 3 海の道の形成

第2章 民族大移動の時代??3~6世紀
 1 東アジアの民族移動と海の道
 2 遊牧帝国の興亡

第3章 東西の大帝国??7~9世紀
 1 唐帝国と東アジア秩序の構築
 2 イスラーム・ネットワークの拡大
 3 東西帝国の衰退

第4章 海洋の発展と大陸の分裂??10~12世紀
 1 帝国なき海の繁栄
 2 トルコ人の拡大と東西交易の再生

第5章 大モンゴルのユーラシア??13世紀
 1 モンゴルの大征服
 2 モンゴル・ネットワークの西方拡大
 3 大モンゴルの内乱と海洋進出
 4 大モンゴルのユーラシア・ネットワーク

第6章 ユーラシア・ネットワークの危機??14世紀
 1 イブン・バットゥータがみた世界
 2 大陸ネットワークの危機
 3 海洋ネットワークの混乱

第7章 大交易時代の到来??15世紀
 1 明帝国の海
 2 琉球とマラッカが結ぶ海洋ネットワーク
 3 切り離されるヨーロッパ

第8章 世界の一体化??16世紀
 1 オスマン帝国とポルトガル
 2 海禁=朝貢体制の動揺
 3 大西洋ネットワークの成立
 4 グローバル・ネットワークの成立
 5 新勢力の登場??ロシア・オランダ・日本

第9章 大交易時代の終焉??17世紀
 1 日本の海洋進出と明の危機
 2 オランダ海洋帝国の成立
 3 イスラーム諸帝国とヨーロッパ
 4 閉じゆくアジア海洋ネットワーク
 5 オランダからイギリスへ

第10章 アジア/大西洋の分岐点??18世紀
 1 ヨーロッパの戦争
 2 アジアの平和
 3 ユーラシア東西の文化交流
 4 環大西洋革命

第11章 不平等なネットワークの構築??19世紀前半
 1 ナポレオン戦争による変動
 2 イギリス海洋帝国の成立
 3 「西洋の衝撃」??不平等条約体制の構築
 4 開国の時代??こじ開けられるアジア

第12章 ネットワークの緊密化と「帝国」??19世紀後半
 1 グローバル・ネットワークの新時代
 2 東アジアの復活と「帝国」の再編
 3 近代イスラーム・ネットワークの挑戦
 4 「帝国」の世界分割

エピローグ 20世紀から現代へ

グローバル・ヒストリー文献案内
おわりに
人名・事項索引

北村 厚[キタムラ アツシ]
著・文・その他

内容説明

高校世界史Bの教科書にある内容をもとに、地域や文化をつなぐネットワークを俯瞰したグローバル・ヒストリーの通史。日本史、西洋史、東洋史の枠組みを突破し、世界中が結びあう歴史を学ぶ。地図や図版を多数収録、大人が学び直すための世界史入門。

目次

プロローグ ネットワークの黎明
ユーラシア・ネットワークの形成―前一千年紀~後二世紀
民族大移動の時代―三~六世紀
東西の大帝国―七~九世紀
海洋の発展と大陸の分裂―一〇~一二世紀
大モンゴルのユーラシア―一三世紀
ユーラシア・ネットワークの危機―一四世紀
大交易時代の到来―一五世紀
世界の一体化―一六世紀
大交易時代の終焉―一七世紀
アジア/大西洋の分岐点―一八世紀
不平等なネットワークの構築―一九世紀前半
ネットワークの緊密化と「帝国」―一九世紀後半
二〇世紀から現代へ

著者等紹介

北村厚[キタムラアツシ]
1975年福岡市生まれ。2004年九州大学大学院法学府博士課程を単位取得退学。2007年博士(法学)を取得。九州大学大学院法学研究院講師、法政大学法学部兼任講師、東京成徳大学高等学校専任講師(世界史)等を経て、神戸学院大学人文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サアベドラ

30
「とりあえず流行りの単語を全部入れてみました」という感じのなんとも意味不明な題名だが、内容はよく出来ている。著者は高校での教員経験のある歴史学者。先進的な高校教科書に依拠しつつ、グローバル・ネットワークを軸に組み立て直された世界史で、近世まではユーラシアを東西に結ぶ3本の道(草原の道、絹の道、海の道)が記述の主役。1492年以降はこれに大西洋航路が加わり、近代に入ると西欧列強の近代世界システムがこれらを覆っていく。思想や文化の記述が弱く紀元前と現代がほぼ皆無という弱点もあるが、それでも読む価値があります。2018/09/19

かんがく

14
元高校世界史教員の研究者が書いた「グローバル」に力点を置いた世界通史。世紀ごとに章を区切っており、アジアとヨーロッパが意外なところで繋がっていく。それぞれの時代の特徴も端的にまとめられており、教科書的な記述だが飽きないで読めた。地図と年表もあるので時代の概観を掴む必要があるときに見直したい。2021/10/27

唯誠

8
現代を生きるわたしたちにとって必要とされる歴史観というものがグローバルヒストリーではあるが、様々な事情…教育などにより、必要とされる知識は、残念ながら教えられていないようだ。 世界史の教科書で習うそれぞれの国や地域の歴史ではなく、世界を一つの、一体のものと考える歴史が必要であり、一国の歴史は自国だけの事象や偉人たちにより成り立つものではないことを認識しなければいけない。 国家や民族の違いを超え、世界中の人々が異なる地域や文化や商業で結びつき、相互の影響関係により成り立つ歴史、それがグローバルヒストリー。2021/01/05

Eiki Natori

5
息子の社会科の勉強を教えているうちに、もう一度読みたくなってしまった本。 社会人が世界史の通史を勉強するのには、この本が一番読みやすく、わかりやすく、全体像を見ることができるのではと思う。2022/11/21

Eiki Natori

5
教科書よりもわかりやすく、とっつきやすい世界史の本。日本を中心とした史観ではなく、地域もバランスの取れた話になっている。 今、世界で起こっている紛争やテロは、実は長い歴史に基づく根深い問題だとわかる。 そういえばマクニールの世界史の日本の海賊云々というのは、倭寇のことだったのかと気づいた。2021/05/09

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