ミネルヴァ日本評伝選<br> 渡邉洪基―衆智を集むるを第一とす

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ミネルヴァ日本評伝選
渡邉洪基―衆智を集むるを第一とす

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  • サイズ B6判/ページ数 338,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623077144
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0321

出版社内容情報

日本の近代化を支える「知」のあり方を追求した明治国家の造形者の一人として、渡邉に新たな光を当てる帝国大学(今日の東京大学)の初代総長であり、民権運動に対する政府の弾圧策として悪名高い「集会条例」の起草者。その一方で、国家学会や統計協会など多くの学会や組織の立ち上げに関わり、「三十六会長」と言われる。本書では、日本の近代化を支える「知」のあり方を追求した明治国家の造形者のひとりとして、渡邉に新たな光を当てる。





はじめに



第一章 幕末の思想形成

 1 生地武生

 2 武生出奔

 3 賊徒として



第二章 維新官僚への転身

 1 外交と学政

 2 武生騒動

 3 条約改正交渉への参加

 4 岩倉使節団の一員として



第三章 欧州への赴任――societyの発見

 1 奇縁としての岩倉使節団

 2 再び海を渡る

 3 帰国の途



第四章 萬年会、統計協会、東京地学協会――societyの移植

 1 「衆智」へ向けて

 2 萬年会の創設

 3 統計協会

 4 東京地学協会



第五章 新たな「治国平天下」の学を求めて

 1 学習院次長となる

 2 集会条例の起草

 3 明治十四年の全国漫遊

 4 政治学校設立の構想



第六章 帝国大学初代総長

 1 「三十六会長」への歩み

 2 工部省に入る

 3 帝国大学の創設

 4 初代総長として



第七章 国家学会の創設

 1 「国制知」としての国家学会

 2 国会学講演会

 3 実際派対純理派

 4 政理対法理

 5 国会学の伝道



第八章 晩年――媒介者の最期

 1 集会条例その後――政策研究の試み

 2 再渡欧と政界への進出

 3 政党を創る――国民協会から立憲政友会へ

 4 最期の日々――統計講習会



参考文献

おわりに

渡邉洪基略年譜

人名・事項索引

瀧井 一博[タキイ カズヒロ]
2016年5月現在国際日本文化研究センター教授

内容説明

渡邉洪基(一八四八~一九〇一)明治期の官僚、政治家。帝国大学(今日の東京大学)の初代総長であり、民権運動に対する政府の弾圧策として悪名高い「集会条例」の起草者。その一方で、国家学会や統計協会など多くの学会や組織の立ち上げに関わり、「三十六会長」と言われる。本書では、日本の近代化を支える「知」のあり方を追求した明治国家の造形者のひとりとして、渡邉に新たな光を当てる。

目次

第1章 幕末の思想形成
第2章 維新官僚への転身
第3章 欧州への赴任―societyの発見
第4章 萬年会、統計協会、東京地学協会―societyの移植
第5章 新たな「治国平天下」の学を求めて
第6章 帝国大学初代総長
第7章 国家学会の創設
第8章 晩年―媒介者の最期

著者等紹介

瀧井一博[タキイカズヒロ]
1967年福岡県生まれ。1990年京都大学法学部卒業。1995年同大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、国際日本文化研究センター教授。博士(法学)。著作『文明史のなかの明治憲法―この国のかたちと西洋体験』講談社選書メチエ、2003年(大佛次郎論壇賞、角川財団学芸賞)、『伊藤博文―知の政治家』中公新書、2010年(サントリー学芸賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あまたあるほし

1
知られざる能吏にして大政治家を描いた一冊。日本の学問の成り立ちがよくわかる。伊藤博文と歩んだ道が、学会に与えた影響の大きさは計り知れない。2016/09/06

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