発達障害がある人のナラティヴを聴く―「あなた」の物語から学ぶ私たちのあり方

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発達障害がある人のナラティヴを聴く―「あなた」の物語から学ぶ私たちのあり方

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  • サイズ A5判/ページ数 199p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623076789
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3011

出版社内容情報

*本書を推薦します

森岡正芳氏(神戸大学名誉教授)

小さな声、つぶやきを聴き届ける

各章に登場する一人一人が際立って、語りはじめます。動き動かされつつ言葉をていねいに相手に伝える。これが対人援助の原型です。



発達障害者の支援の現場では,当事者自身の思いや生きにくさが理解されず,支援者の側の論理や枠組みが(自覚の無いままに)優先されていることが多い。本書は,当事者自身の生きている世界を理解するために必要なことについて考察する。また,詳細なインタビューの中で聴き取った多くの当事者の語りを紹介し,彼らとともに生きる私たちのあり方を問い直すための一助とする。

内容説明

発達障害者の支援の現場では、当事者自身の思いや生きにくさが理解されず、支援者の側の論理や枠組みが(自覚の無いままに)優先されていることが多い。本書は、当事者自身の生きている世界を理解するために必要なことについて考察する。また、詳細なインタビューの中で聴き取った多くの当事者の語りを紹介し、彼らとともに生きる私たちのあり方を問い直すための一助とする。

目次

第1部 ナラティヴヲ聴くことの意味―「あなた」と「私たち」それぞれに新たな知見や認識を生じさせるプロセス(当事者である「あなた」をとらえる視点―多様な意味を見落とさないために;語られなかった「私たち」のあり方;「あなた」の内側から立ち上がる「理論(説明モデル)」を聴く)
第2部 実践の中のナラティヴ―現場から立ち上がってくる小さな「理論」(障がいという言葉に対する「違和感」―一つの価値観・秩序が優先される世の中で;就労に向けての支援に生じた行き違い―「あなたのため」は誰のため?;「傷つく言葉」「救われる言葉」は関係性の中で現れる;発達障害がある人の「ネガティヴ・フィルター」―ネガティヴな眼差しや扱いを取り込む;「あなた」から私たちに伝えたい思い;発修障害支援におけるオルタナティヴな物語―当事者が当事者を支援するときにみえてきたもの)

著者等紹介

山本智子[ヤマモトトモコ]
奈良女子大学大学院博士後期課程修了。博士(社会科学)(奈良女子大学)。臨床発達心理士。現在、近畿大学教職教育部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひだり

1
やりとりに違和感があれば何でも障がいに結びつけて捉えている、そんな世の中。筆者はそんな障がいがあるとされた人の中の「あなた」を、語りの中で見出していく。うまく伝えられない当人の苦しみ、分かり合えたと思っても全く理解されてない支援者の苦しみもある。 発達障害と診断された子どもと担任の関わりがいかに大事かを痛感する。障がいがあるから問題を起こすのではなく、「特性に対して心理・社会的な影響を受けた結果生じた周辺症状でしかない」。「私たちのかかわりが大きく影響していることは確かなのです。」2023/09/24

みみこ

1
どこまでが双方にとって良い支援でどこからが自己満足なのか。関係ができているとはどういうことなのか。語りを聴く時間を取ることで見えてくるものは多くあると思うから、働き方改革より余分な行事や文書作成の依頼をなくして欲しい。2019/12/08

冷蔵庫

0
臨床心理学によくある、各章が事例と解説で出来ている本です。(こういうのなんて言うんだろう?)発達障害者のナラティブ(物語)を尊重し耳を傾けましょうという内容。でも個人的な感想だが、治療者が発達障害者の物語へ近づくことが出来たと感じられる部分はあまりなかった。(でもそれって配慮されすぎている文章・内容にも問題ありそう)。ところで文頭に内容空疎な紹介文があるのですが正直引きます。読むのやめようかと思ったぐらい。2017/11/16

みみみ

0
支援のあり方、聴くことの大切さ、ズレにように。2017/05/27

super_syokaki

0
ナラティブストーリーに興味があり読んだが、ナラティブとは別概念のようだった。2021/01/31

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