目次
私たちは世界をどのように見ているのか?―視覚と視環境
私たちはどうやってことばや音楽を聴き取っているのか?―聴覚と言語音声と音楽
時間の経過はどのようにわかるのか?―感覚と時間知覚
意識とは何だろうか?―短期記憶、ワーキングメモリ、自伝的記憶
記憶はどのように知識になるのか?―記憶、知識、学習
私たちはどのように会話しているのか?―会話、発話、面接法
私たちはどのように文章を読み、書くのか?―書くこと、考えること、生きること
私たちはどのように考えるのか?―思考と問題解決
モノのデザインは心理学とどのように関わっているのか?―使いやすさと認知心理学の関係を探る
私たちは自分の心をどのように認知しているのか?―メタ認知による心の制御
感情は知的行動にどのような影響をおよぼすのか?―感情と認知
動物は世界をどのように認識しているのか?―動物の認知行動
著者等紹介
仲真紀子[ナカマキコ]
お茶の水女子大学大学院人間文化研究科単位取得退学。学術博士。現在、北海道大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nchiba
1
脳のごく基本的な入力系の話から知識や会話などの一段高い機能、そしてメタ認知とか感情といったより高次の機能に向かって章が進んでいく。そう思って読んでみるとよくできた本だと思う。「いちばんはじめに読む心理学の本」シリーズはなかなか面白そうだなあ。2012/04/09
Takako Mitsuda
0
もう少し内容を掘り下げてほしかったが入門書なので仕方ないのかもしれない。章末の参考書を頼りに興味のあるところをさらに学ぼうと思う。2014/06/09
ゆう
0
認知心理学 テキスト2022/01/26
ゼラニウム/フウロソウ科
0
図書館にない2021/11/19
Schwarzeon BLACKY
0
認知心理学の各論がアラカルト的にまとめられてる入門書。タイトルどおり一番初めに読むという意味で、内容が平易かつ全体像も各論の導入も学べるので(初学者だけでなく専門外の人間が知識を得るという意味でも)オススメだなと。逆にこれで何かを学ぶことには内容が少ないので提示されてる参考文献を読んで必要な箇所を身につけることになるんだと思います。2020/05/23