ひとがひとをわかるということ―間主観性と相互主体性

個数:

ひとがひとをわかるということ―間主観性と相互主体性

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月15日 17時42分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 302p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623046829
  • NDC分類 376.11
  • Cコード C3011

内容説明

子どもと大人の「共に生きる」関係、それはお互いに主体であるもの同士が相手を主体として受け止め合う関係です。本書では、相互主体的な関係という視点から乳幼児期の観察事実を詳しく分析し、この観点を生かす方向性を示します。

目次

序章 相互主体性の概念に至るまで―私の研究史を振り返る
第1章 主体という概念を再考する―「主体としての育ち」を考えるために
第2章 相互主体性の観点から間主観性の問題を考える
第3章 乳幼児期における相互主体的な関係
終章 相互主体的に生きることの難しさ

著者等紹介

鯨岡峻[クジラオカタカシ]
1943年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。京都大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まろすけ

4
良書だがやや重複多い。あと著者の癖か二重否定表現多し。でも情熱的な本。⚫間主観性と相互主体性⚫叱る。あなたのしていることは認められないがあなたの存在(主体)は認める⚫青年期。社会通念、その共同主観的な既存の力に巻き込まれ-取り込むことへの抵抗と、そうせねば大人になれないジレンマ。外部のものがいつの間にか浸透してくることへの違和感⚫間主観的。あなたの主観のある状態が、あなたと私の間を通って私の主観の中に伝わってくること。等。メルロポンティ『子どもは多形性を持つ存在で、成長は一種の貧困化』の一文がシビれた。2017/05/21

おサゲっち

2
名著 優れた研究者は概念を生み、新たな学問領域を切り開き、さらに深化させる。幼児教育の様々な場面や過程に教育の様態や着目点が現れている。子どもの主観性を取り巻く情動領域と行動領域へ養育者(主に母親)のそれでもってベロを伸ばす概念で間主観的に子どもを把握する。こうした養育者の関わりによって自分の存在を受け止め、映し返してくれ子どもは自信を持つ。一方養育者は養育者で関わり・育てているのだが、育てられている側面もあり、その意味で両義性を持っている。当たり前を科学するとこういう本に仕上がるのだな。2020/05/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/103323
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。