地域社会形成の思想と論理―参加・協働・自治

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  • サイズ A5判/ページ数 441p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623040971
  • NDC分類 361.7
  • Cコード C3036

出版社内容情報

市民―行政間の〈協働〉の可能性を多角的に分析。

内容説明

住民(市民)が地域社会における新しい公的主体の立場から、市民的公共性に立脚した、地域社会形成のためにどのような役割を果たしていくべきか。本書は、このような視点を踏まえた上で、理論研究と社会的実践においてすぐれた研究成果と豊富な経験を有する著者が、これまでの地域社会形成とまちづくりに関する研究の集大成としてまとめた力作である。

目次

地域社会形成の基本的視点と位置
第1部 地域社会の基盤と構造(地域社会研究の分析視点と地域社会の歴史的展開;地域社会とは何か―概念と特質;地域社会の変容と形成―地域社会の再生とまちづくり論的アプローチの位置;地域社会形成と転換期における地域集団への視点・方向性―地域社会における「公共性」論の再検討と地域集団の課題)
第2部 地域社会形成の変革と展望(地域社会の革新とまちづくりの位置―新しい地域社会形成への視点と役割;地域社会形成と政策活動の役割―まちづくりと政策活動の展開;転換期の地域社会と市民活動の可能性―現代地域問題における市民活動の役割と方向性;地域社会形成への現代的視点と新しいまちづくり論―市民活動の変容と構造転換)
新しい地域社会形成への「変革」の視点と方向性―共同統治(協働)から自己統治(自治)への展望

著者等紹介

松野弘[マツノヒロシ]
1947年岡山県生まれ。早稲田大学第一文学部(社会学専攻)卒業。現在、日本大学文理学部教授。博士(人間科学)。日本大学大学院総合社会情報研究科教授。研究関心領域、地域社会論/まちづくり論、産業社会論/「企業と社会」論、環境社会論/環境思想論
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