Minerva人文・社会科学叢書<br> ドイツ国家学と明治国制―シュタイン国家学の軌跡

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Minerva人文・社会科学叢書
ドイツ国家学と明治国制―シュタイン国家学の軌跡

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  • サイズ A5判/ページ数 350p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623030989
  • NDC分類 321.234
  • Cコード C3331

出版社内容情報

【内容】
「国制知」とは、国家の成り立ちと諸制度──国制を構想し、その支柱となってそれを運営していく知的営み、ないしそれに携わる学識集団である。
本書は、明治日本の「国制知」をドイツ国家学にに求め、ローレンツ・フォン・シュタイン、伊藤博文、渡辺洪基の思想と活動を追いながら、ドイツ国家学の成立と展開、わが国への伝播とその帰趨を見届け、その「国制知」としての実態と機能に比較法史の視覚からアプローチする。

【目次】
口絵/凡例
序 「国制知」という考え方

I. ローレンツ・フォン・シュタイン
──その生涯と思想



1. 19世紀ドイツにおける国家学の興亡
2. 「国家学者」シュタイン
3. 「比較法学者」シュタイン



II. シュタインと明治日本



4. シュタイン詣で
5. 伊藤博文の滞欧憲法調査

補 シュタインの日本論

III. 国家学・国家学会・国家学者
──明治日本の国制知



6. 国家学会と明治国制

終 国家学会の退場、国家学者の誕生
あとがき
文献一覧/ドイツ語要約
人名・事項索引

内容説明

「国制知」とは、国家の成り立ちと諸制度―国制を構想し、その支柱となってそれを運営していく知的営み、ないしそれに携わる学識集団である。本書は、明治日本の「国制知」をドイツ国家学に求め、ローレンツ・フォン・シュタイン、伊藤博文、渡辺洪基の思想と活動を追いながら、ドイツ国家学の成立と展開、わが国への伝播とその帰趨を見届け、その「国制知」としての実態と機能に比較法史の視角からアプローチする。

目次

「国制知」という考え方
第1部 ローレンツ・フォン・シュタイン―その生涯と思想(19世紀ドイツにおける国家学の興亡;「国家学者」シュタイン;「比較法学者」シュタイン)
第2部 シュタインと明治日本(シュタイン詣で;伊藤博文の滞欧憲法調査;シュタインの日本論)
第3部 国家学・国家学会・国家学者―明治日本の国制知(国家学会の明治国制;国家学会の退場、国家学者の誕生)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

dwarf

1
従来、伊藤博文の憲法調査について、その意義が疑問視されることも少なくありませんでしたが、本書では、伊藤がオーストリアの憲法学者シュタインから学んだ国家学の意義について述べられています。 シュタインは、行政部が、立法部からだけでなく、君主からも独立した自律的なものであるべきことを説きます。その上で、行政部の官僚養成のため、大学における国家学教授の重要性を説き、これが伊藤を通じて日本に受け入れられていく様子が描かれます。2020/03/21

Sherlock Holmis

1
19世紀ドイツの学問状況に乗り遅れつつあった国家学という分野が、明治日本に移植されることで活路を見出そうとした、という構図を、豊富な文献をもとにていねいに論述していた。シュタインという「国家学者」と、伊藤博文という政治家それぞれの魂の物語でもある。国家学という学問にロマンを感じた。2013/09/19

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