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  • サイズ A5判/ページ数 333p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622078876
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C1052

出版社内容情報

モダニズム移行期の巨匠として知られる建築家の主著、初の全訳。「装飾と犯罪」「郷土芸術」「家具の終焉」他全31篇(初訳14篇)

モダニズム移行期の巨匠アドルフ・ロースの主著、初の全訳。都市・建築のみならず家具、工芸品、ファッション、音楽、料理、テーブルマナーにいたるまで――20世紀初頭のウィーンで盟友カール・クラウスとともに論陣を張ったスキャンダラスな毒舌家による同時代「スペクタクル社会」批判が展開する。「装飾と犯罪」「ミヒャエル広場の建物に関するふたつの主張とひとつの付言」「家具の終焉」ほか全31篇(本邦初訳14篇)。

はじめに

「他なるもの」より アドルフ・ロース著「オーストリアにおける西洋文化入門小冊子」第1期
わが人生の断片より
陶器
ウィーンにある最高の内部空間、最高の邸宅、最高の消えゆく建物、最高の新建築、最高の散歩道について あるアンケートへの回答
私の建築学校
文化
無駄(ドイツ工作連盟)
文化の堕落
装飾と犯罪
ウルクに 「装飾と犯罪」をばかにしてくれた記念に
建築
ちょっとした出来事
ウィーン人に告ぐ ルエーガー逝きし日に記す
ミヒャエル広場の建物に関するふたつの主張とひとつの付言
音響効果の不思議
ベートーヴェンの病める耳
カール・クラウス
山村で家を建てるためのルール
郷土芸術
口出しするな!
ペーター・アルテンベルクとの別れ
読者からの質問と回答
都市住民が移住する日
住むとは何かを学ぼう!
家具の終焉
装飾と教育 あるアンケートへの回答
アーノルト・シェーンベルクと同時代人
現代の公団住宅について ある講演にて
短い髪 あるアンケートへの回答
家具と人間 工芸に関する本に寄せて
ヨーゼフ・ファイリッヒ

訳注
年譜
解題 中谷礼仁
訳者あとがき

内容説明

モダニズム移行期の巨匠として広く認められながらも、そのような歴史理解をはるかに逸脱した謎でありつづけるアドルフ・ロースの主著、初の全訳。都市・建築のみならず家具、工芸品、ファッション、音楽、料理、テーブルマナーにいたるまで―20世紀初頭のウィーンで盟友カール・クラウスとともに論陣を張ったスキャンダラスな毒舌家による同時代「スペクタル社会」批判が展開する。近代建築宣言の先駆として名高い「装飾と犯罪」ほか全31篇(本邦初訳14篇)。

目次

「他なるもの」より―アドルフ・ロース著「オーストリアにおける西洋文化入門小冊子」第一期
わが人生の断片より
陶器
ウィーンにある最高の内部空間、最高の邸宅、最高の消えゆく建物、最高の新建築、最高の散歩道について―あるアンケートへの回答
私の建築学校
文化
無駄(ドイツ工作連盟)
文化の堕落
装飾と犯罪
ウルクに―「装飾と犯罪」をばかにしてくれた記念に〔ほか〕

著者等紹介

ロース,アドルフ[ロース,アドルフ] [Loos,Adolf]
オーストリアの建築家。1870年、モラヴィア地方ブルノ市(現チェコ共和国)に生まれる。ドレスデン工科大学で学び、1893年より3年間アメリカに滞在。帰国後ウィーンで多くの批評を寄稿。1922‐28年、パリに拠点を移すも晩年はふたたびウィーンに戻って活動を続けた。1933年没

鈴木了二[スズキリョウジ]
1944年生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。建築家、早稲田大学栄誉フェロー。作品「物質試行37佐木島プロジェクト」(1995/日本建築学会賞)「物資試行47金刀比羅宮プロジェクト」(2004/村野藤吾賞、日本藝術院賞)ほか

中谷礼仁[ナカタニノリヒト]
1965年生まれ。早稲田大学大学院前期博士課程修了。早稲田大学理工学術院建築学科教授。歴史工学・建築史

加藤淳[アトウジュン]
1972年生まれ。慶応義塾大学文学部卒業後、ベルリン工科大学ドイツ文学科に学ぶ。ベルリン在住10年を経て帰国後は翻訳、通訳、フリーライターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

31
1931年初出。新しい色や色調こそは、神が人間に創造の喜びに邁進できるよう人間の英知からあえてそれをつくりだす能力を奪ったもの(52頁)。著者の見立てによればロマンス系文化は猫の文化であり、古代ゲルマン文化は豚の文化(68頁)。ドイツ工作連盟(71頁~)。巻末訳注:この連盟は1907年にミュンヘンで結成。芸術と産業、職人の技術が協力し、工芸発展。ムテジウス、ヴェルド、オルブリッヒ、グロピウス、ベーレンス、タウト(282頁〔1〕)。文化の発展とは、日用品が装飾から解放されることと同義(97頁)。2016/04/07

渓流

1
誰か何か言った後で、にもかかわらず、と言える人間になりたくて。2015/12/13

Bkmker

1
1900年から1930年に書かれた、エッセイと言っていいのかな。台所とか、今の感覚と違う!家って、変遷してきてるんだな、と驚いちゃった(当たり前だけど)。小説や物語の舞台として描かれるわけではなく、実際に当時の人が批判している言説を読むので、見方というか感じ方が新鮮。おんもしろいなーって思いながら読んでました。都市をつくるとか、建築を考えるとか、装飾を解説するとか、ってモノゴトを大きく見ているようで好き。人々の意識・価値観が変わっていく、ひと場面。2015/11/01

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