プライバシーの新理論―概念と法の再考

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  • サイズ A5判/ページ数 303p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622077657
  • NDC分類 316.1
  • Cコード C1036

出版社内容情報

高度情報社会を考える上での必読書(法学、社会学、思想…)。広範な調査に基づき多様な視点で分析。具体的叙述は知的刺激に富む。

プライバシー問題を考える上での本書の大きな意義は、情報技術の発達および社会・経済の変化による概念の広がりを、法学的・社会学的に扱える形で要約したところにある。それに加え、多様な現象を総合的に理解するため、最新のプライバシー問題を多様な視点から数多く盛り込んでいる。さらに思想的背景の議論が丁寧に書かれており、このテーマでの重要な質の高い基本書となっている。

1「プライバシー:未整理の概念」…グローバルな懸念/テクノロジーとプライバシー/概念/新理論
2「プライバシー理論とその欠陥」…概念化の方法/諸概念/概念化できるか
3「プライバシーの再構成」…方法/一般性/変異/焦点
4「プライバシーの価値」…美徳と悪徳/価値づけの理論/社会的価値/多元的価値
5「プライバシーの類型論」…情報収集/情報処理/情報拡散/侵害
6「プライバシー:新しい理解」…問題の内在的性質/文化的差異/多元的概念の利点/未来

内容説明

プライバシー問題を深く理解するための最新理論を集成。広範な研究に基づき多様な視点から議論を展開する。高い知的要求に応える、示唆に富む指摘。高度情報社会における制度を考える基本書。

目次

1 プライバシー:未整理の概念
2 プライバシー理論とその欠陥
3 プライバシーの再構築
4 プライバシーの価値
5 プライバシーの類型論
6 プライバシー:新しい理解

著者等紹介

ソローヴ,ダニエル・J.[ソローヴ,ダニエルJ.] [Solove,Daniel J.]
1972‐。法学者。プライバシー問題に関する国際的権威として著名。現在ジョージ・ワシントン大学ロースクール教授。また、国際的な法律コンサルタント企業/法律事務所ホーガン・ロヴェルズ(Hogan Lovells)のアドバイザー

大谷卓史[オオタニタクシ]
1967年生まれ。吉備国際大学社会科学部准教授。専門は情報倫理学、科学技術史。編集者、サイエンスライター、東京大学大学院工学系研究科博士課程を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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