日系ブラジル移民文学〈2〉日本語の長い旅―評論

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日系ブラジル移民文学〈2〉日本語の長い旅―評論

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  • サイズ A5判/ページ数 777,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622076933
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0020

出版社内容情報

作品、作者、傾向、論争とテーマ別に考察。読者、組織、日本との関係など、100年間の作品、周辺記事、関係者への取材に基づく研究。
全2巻

内容説明

捨てがたい母国語をいつくしむように綴られた日系移民文芸百年の軌跡。概念、同人誌、題材、作品、人物と個別にあたり、表現に込められた想い、そして生のかたちを考察する。なぜ書いたのか。作品の背景が明かされる。

目次

1 耕す 戦前文学―土、ときどきアスファルト(植民文化の理想と実践;サンパウロ行進曲―旅するモダン文学 ほか)
2 争う 戦後文学―「戦後」は始まらない(負けた勝ち組、勝った負け組―勝ち負け抗争の文学;『コロニア文学』の時代)
3 流れる 実存の求心、遠心(そして仏心)(サントス行きの遅い船―宙吊りの移動空間;霧散者の居場所を探して―薮崎正寿と準二世の鬱屈 ほか)
4 乱れる 錯乱と淫乱の女(裁断された郷愁―山路冬彦「おたか」;なめくじ天皇に塩をかけろ―リカルド宇江木『花の碑』)
5 渡る 詩歌の世界―風土、季節、生命(風土と土着―ブラジル短歌の拠り所;季節のない国―ブラジル季語をめぐって ほか)
付論 対蹠地にて(ふるさとブラジル―石川達三『蒼〓(ぼう)』に見る常識、忍従、国策
勝ち組になりきれなかった男―本間剛夫『望郷』 ほか)

著者等紹介

細川周平[ホソカワシュウヘイ]
1955年大阪生まれ。国際日本文化研究センター教授。専門分野は、近代日本の音楽史および日系ブラジル移民文化。著書『遠きにありてつくるもの―日系ブラジル人の思い・ことば・芸能』(みすず書房2008、第60回読売文学賞・研究・翻訳賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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