内容説明
アラビア半島の遊牧民社会から、いかにして中世イスラーム帝国の栄華が生れ、滅び、そして現代にいたるか。アラブ世界の歴史的形成を、『イスラーム大百科』の編者、バーナード・ルイスがえがく。
目次
序章
1 イスラーム以前のアラビヤ
2 ムハンマドとイスラームの勃興
3 征服の時代
4 アラブ王国
5 イスラーム帝国
6 イスラームの反逆
7 ヨーロッパにおけるアラブ
8 イスラームの文明
9 アラブ人の凋落
10 西洋の影響
著者等紹介
ルイス,バーナード[ルイス,バーナード][Lewis,Bernard]
1916年ロンドンに生れる。第二次世界大戦中はカイロその他に勤務し、外務省を経て、1949年よりロンドン大学アジア・アフリカ研究学院中近東部門の歴史担当教授、1974年よりプリンストン大学教授、1986年より同名誉教授
林武[ハヤシタケシ]
1930年北海道に生れる。1958年一橋大学大学院卒業。社会学・社会思想史専攻。1960‐62年ベイルート・アメリカ大学客員研究員。アジア経済研究所員を経て、元大東文化大学教授。2000年歿
山上元孝[ヤマガミモトタカ]
1930年大阪に生れる。1953年大阪外国語大学卒業。イギリス文学・文芸思潮専攻。1958‐62年在レバノン日本大使館文化担当官。1990年まで旭化成工業勤務。2001年まで常葉学園大学外国語学部教授。元日本翻訳家協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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