内容説明
著者が大学で実際に使用している講義資料・教材をベースに、学生がどこでつまずくのか、どういった質問があったのかなどを内容に反映し、改良を重ねてまとめた演習書。“有機化学”の基礎である有機化合物の構造式、示性式、名称、性質、基本反応とその反応機構をきちんと身につけるために、立屋敷哲著『生命科学、食品・栄養学、化学を学ぶための有機化学 基礎の基礎 第3版』の問題に、著者が大学で実際に受けた学生の質問に答える形で、問題の考え方や解き方を解説した演習形式のスタディガイド。また、本書オリジナルの問題を補充しているので、他の教科書で学習する際の自習演習書としても活用できます。
目次
序 元素と周期表、原子価
1 最も簡単な化合物:構造式の書き方と構造異性体
2 アルカン(鎖式飽和炭化水素)
3 13種類の有機化合物群について理解すること・頭に入れること
4 簡単な飽和有機化合物:アルカンの誘導体
5 不飽和有機化合物
6 芳香族炭化水素とその化合物
7 生体物質とのつながり
8 原子構造と化学結合
著者等紹介
立屋敷哲[タチヤシキサトシ]
女子栄養大学名誉教授、理学博士。1949年福岡県大牟田市生まれ。1971年名古屋大学理学部卒。研究分野:無機錯体化学、無機光化学、無機溶液化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。