出版社内容情報
看護学部生に必修科目「看護倫理(看護師-患者間で起きる様々な倫理学的問題)」を教えてきた執筆者らによるこの分野の定番テキスト
内容説明
“We are Professional”を目指す看護師が身に着けておくべき、また医療の場面で生じる様々な問題を解決するための拠り所、医療倫理(看護倫理)。医療過誤などの問題をうけ、現在の看護師国家試験では医療倫理分野からの出題も義務化されている…。本書は、最重要テーマの核心部分について、看護学部などで実際に「医療倫理」を教えてきたベテラン教授陣がわかりやすく書き下ろした標準テキストである。
目次
序章 なぜ、医療倫理を学ぶのか
1章 生命倫理の方法と医療倫理
2章 患者の権利と生命倫理
3章 インフォームド・コンセントと意思決定の支援
4章 看護研究と臨床研究の倫理
5章 看護教育
6章 看護の倫理
7章 生殖医療と生命倫理
8章 脳死・臓器移植と生命倫理
9章 終末期医療と生命倫理
10章 先進医療と生命倫理
著者等紹介
盛永審一郎[モリナガシンイチロウ]
富山大学大学院医学薬学研究部教授(哲学)。1948年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程中退。研究テーマは実存倫理学、応用倫理学
長島隆[ナガシマタカシ]
東洋大学文学部教授。1951年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科単位取得満期退学。日本医科大学助教授を経て現職。研究テーマはドイツ観念論における自然哲学・社会哲学・応用倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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