内容説明
世界のどこかで毎年、何百万人もの子どもたちが死亡し、健康を損っていて、未来を奪われています。世界のどんな国々で、子どもたちは、貧困や公衆衛生の悪さ、汚染された環境、危険などに苦しんでいるのか…、世界地図の上でみることができます。そして、私たちがいま取り組んでいかなければならないことを考えることができます。英国医師会2005年度公衆衛生部門推奨書籍賞受賞。
目次
1 子どもたちの健康と貧困(世界の忘れ去られた子どもたち;二つの世界:豊かな国々、貧しい国々;昔からある危険、新しいリスク)
2 世界的な環境問題(すべての人に水を:目標実現のために;トイレの整備を急げ:24億人が待っている;バケツ一杯の水をくむために ほか)
3 未来をみつめる(鉛を追放する;健康的な学校:子どもたちの主体性を育む;太陽の恵みを安全に ほか)
著者等紹介
ゴードン,ブルース[ゴードン,ブルース][Gordon,Bruce]
WHO“子どものための健康的な環境連合事務局”メンバー。健康と持続可能な開発の分野で研究を続ける。2002年にWHOに加わる以前は、タイ、ベトナム、ペルーで環境管理・開発研究に参加。ペルーでの能力開発・環境管理活動で、カナダ国際開発庁「革新的研究賞」を受賞。ブリティッシュ・コロンビア大学で学士号(生化学)、カルガリー大学で修士号(環境設計)を取得。貧困、健康、環境の結びつきへの関心は高まるばかり
マッケイ,リチャード[マッケイ,リチャード][Mackay,Richard]
環境コンサルタント。ケンブリッジ大学(英国)で学士号(科学)を取得した後、修士号(環境設計)も取得。ケンブリッジ大学や商業・政府部門のために環境・安全プログラムを実施してきた。英国環境管理評価研究所のメンバー。環境保護と生態学に強い関心を抱いており、アライド島自然保護区(セーシェル)や英国のいくつかの自然保護区で活動
リーフュス,エヴァ[リーフュス,エヴァ][Rehfuess,Eva]
WHO・人間環境保護部で働く科学者。室内空気汚染に関するWHOのプログラムを担当。室内空気汚染は、開発途上国の子どもたちに呼吸器系の病気をもたらす、環境上の主要な危険要因である。2000年にWHOに加わって以降、子どもの環境健康指標や紫外線放射など、多種多様な問題に関する活動のマネジメントも担当してきた。現在、インペリアル・カレッジ・ロンドンでの博士号(疫学)取得を目指し、環境、社会経済的要因、子どもの健康の関係について研究中。オックスフォード大学で修士号(生物科学)を取得。ロバート・ボッシュ財団の国際関係フェローシップを受け、中東諸国の小学校で太陽光線保護に関する活動も行った(1999~2000年)
平野裕二[ヒラノユウジ]
1967年、福岡県生まれ。翻訳業のかたわら、子どもの権利の普及促進活動に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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