内容説明
まちづくりはまさに大きな転換期にあり、一部の先進的活動から、普遍的な活動に展開する時期にさしかかっている。まちづくりはその方法と理念のもとに具体的な方法を明確にしていく時代なのである。まちづくりの体制をどのように組むのか、まちづくりをどのようなプロセスで実践するのか、まちづくりに必要なノウハウとはどのようなものであるのか、そしてこれを推進する人材や専門家は何を身につけたらいいのか、これまでの経験をもとに確立していくことを求められている。以上の問題意識のもとで、「まちづくり教科書」と名付けたシリーズの第1巻として、本書は「まちづくりの方法」の基本的な事項を記述するものである。
目次
1章 まちづくりとは何か―その原理と目標
2章 「まちづくり」の生成と歴史
3章 まちづくりの布陣―まちづくりの体制のデザイン
4章 まちづくりの合意形成のための支援技術
5章 まちづくりのプロセスをデザインする
6章 まちづくりの学び方