老人の壁

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老人の壁

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  • サイズ B40判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784620323657
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

人生に“発見”があるかぎり、老後は明るい!心が軽くなる対談集。大好きな虫捕りに明け暮れる解剖学者・養老孟司。古今東西の「本人」となって、数多の人生を送るイラストレーター・南伸坊。ともに老人になった二人が、人生百年時代をどう生きるべきか、科学とユーモアで徹底討論。

目次

第1第 人はいつから老人か(老人と世間;世間のプレッシャー ほか)
第2第 忘却の壁(忘れる楽しみ;耳の話 ほか)
第3第 自然と老人(消えた野良犬;自然は中立 ほか)
第4第 長生きだけが人生か(老人と猫;照れ隠し ほか)
第5第 明るい老人(オレって死んでる?;遺族の人々 ほか)

著者等紹介

養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。専門は解剖学。1989年『からだの見方』でサントリー学芸賞を受賞。95年東京大学医学部を退官

南伸坊[ミナミシンボウ]
1948年、東京都生まれ。イラストレーター、装丁デザイナー、エッセイスト。赤瀬川原平氏に師事し、雑誌『ガロ』編集長を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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とある内科医

38
図書館より、脱力系雑談集でさらっと。老人の話が半分、虫の話が半分といったところ。以下、気になった部分の引用メモ。「新憲法の国民の義務に「70歳以上は機嫌よくすること」を加える。」学生に「そういうものだと思うな」「「そういうものだ」って思っちゃうっていうのが、最大の知的怠惰でしょう。」「「血圧は?」とか聞かれると、「ありません」って答えているんです。」2022/01/24

うっちー

23
私もいよいよ老人の壁に突入か2017/05/07

keroppi

15
養老孟司さんと南伸坊さんの老いに関しての対談。二人とも老いを楽しんでいる感じ。まーこんな風に、老いていければいいなぁ。2016/10/03

還暦院erk

12
前から気になっていた本。図書館で見つけて借りて即読了。p160の花粉症や自閉症のお説がちょっと疑問なのだが、全体的には養老さんの大放談と南さんの絶妙な受けが面白かった。うんうん、老人は機嫌よくしろってホントだよね。そして、養老さんのp153「介護というのは、介護をしなきゃならない相手と自分との関係に、どこかで差をつけなきゃいけない…。滅私奉公の関係になったら共倒れするんです」という指摘に目からウロコ。肝に銘じたい。2016/04/15

抹茶モナカ

11
老人問題という事で、図書館から。割に人生に絶望感があって、親の介護キッカケで読んだのに、早く老人になりたくなった。2023/05/29

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