パラドックス13

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  • サイズ B6判/ページ数 474p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784620107394
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「世界が変われば善悪も変わる。人殺しが善になることもある。これはそういうお話です」─東野圭吾

運命の13秒。人々はどこへ消えたのか?
13時13分、突如、想像を絶する過酷な世界が出現した。陥没する道路。炎を上げる車両。崩れ落ちるビルディング。破壊されていく東京に残されたのはわずか13人。なぜ彼らだけがここにいるのか。彼らを襲った“P-13 現象”とは何か。“奇跡”のラストまで1秒も目が離せない、東野圭吾エンターテインメントの最高傑作!

内容説明

13時13分からの13秒間、地球は“P‐13現象”に襲われるという。何が起こるか、論理数学的に予測不可能。その瞬間―目前に想像を絶する過酷な世界が出現した。なぜ我々だけがここにいるのか。生き延びるにはどうしたらいいのか。いまこの世界の数学的矛盾を読み解かなければならない。

著者等紹介

東野圭吾[ヒガシノケイゴ]
1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒業。85年エンジニアとして勤務するかたわら『放課後』でデビュー、第31回江戸川乱歩賞を受賞。99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どんちん

317
この手のSFもの、しかもラブストーリー的な要素があるものは好きである。過去のありそうでなさそうなSFチックではなく、本格?SFである。マンガの原作的な作品?いつもの東野作品的な「伏線がはりめぐらされ」がない?そうかもしれない。それでも、ぐいっと引き込まれるストーリー展開はさすがである。生き残った人間の主義主張、全てに同意できるわけではないが、立場の違う人間の思いの多くは理解できる。さすが、東野作品。2回目のP-13、見事に辻褄があった。さて、現世での2回目のP-13では何が起きるのだろう?2013/01/10

ダイ@2019.11.2~一時休止

306
ミステリ色が弱くSFって感じだったが、13人の登場人物が善悪うまく分けられて面白かった。2013/08/03

takaC

261
河瀬の扱いが有耶無耶なのには、重大な意味があるのだろうか?2011/05/19

えむ

179
3月13日午後1時13分13秒から13秒間の時間跳躍。人が消え、瓦礫と化す東京を生き残ろうとする男女。そして36日目の4月18日に揺り戻しが起きる。東野圭吾SF小説。ミステリー要素がないため、期待していた人にはやや単調な作品かと感じます。ただ、最後には何人が元の世界へ復帰できるかという点と、どの様にしたら戻れるのかという点はやはり気になるところです。生きられるだけ生きることに答えがあったのだが・・・。。2014-46。6227 2014/06/11

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

162
*サバイバル+ミステリ小説*死の13時13分、天変地異は突如起こった…。道路は陥没。車両は炎上。ビルは崩落した。そして破壊された東京に残されたのはわずか13人。なぜ彼らだけがここにいるのか?人々はどこへ消えたのか?謎が謎を呼ぶ、極限サバイバル!――かのホラー巨匠、スティーヴン・キング著『ランゴリアーズ』を彷彿させる、超理不尽サバイバルが幕を開けた!内容はオカルト的ながら、東京都が抱える、高齢化問題、食料問題などの諸問題にも触れていた。ただの物語で終わらさず、寓話的な内容が実にグイグイ読ませる!ニクイ良書!2013/11/09

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